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空曇り:ボランティアバスツアーに参加してきました(2日目の前に)。

(前回の続き)
旅行会社からの案内用紙には、
ボランティア参加者に用意してもらう”持ち物”リストがあった。

活動中に必要となる飲料(目安2リットル)。
これは、炎天下の夏を想定したものだったのだろう。
今回は、ボランティアセンターにも自動販売機が設置されていたので、
荷物が重くなっただけだった・・・が、
ツアー主催者を責めるのは、酷なところだろう。

安全靴またはクギ踏抜き防止の鉄板の入った長靴。
瓦礫の中での作業も想定されていたのだろう。
数年前までは、バイク乗りだった身には、安全靴の用意があったが、
世間一般には難しいものかも知れない。

リュックサックまたは荷物を小分けするバッグ。
活動中に使用する荷物を携行していくためのもの。
活動中に使用しない物品はバス車内に置いていくことになる。

雨合羽。
雨の中でも、作業予定は組まれるので活動できるように準備とあった。
ゴアッテクス製で丈夫なものがあったので、上着を羽織っていくことにした。
下は、ザックに詰め込んでいくことにした・・・が、今回は使わないで済んだ。

皮手袋、作業用の厚手のゴム手袋(軍手は不可)。
今回の作業で、例を挙げるなら。
道路脇の側溝を清掃することになったのだが、
排水は清潔とは言えなかった(下水でも汚水ではなくてもです)。
素手で作業すれば、単にケガをするだけでなく。
清潔とは言えない場所での作業もあるだけに、
ケガや傷があれば破傷風にもなりかねない。
水を通さないものなら、水仕事をしていても手が凍えにくいだけでなく。
衛生的な面でも、安心できる。

個人的に携行しておいてよかったと思ったものは、タオルとマスク。
マスクは息苦しく感じる方もいるかもしれないが、
作業現場の多くはホコリが舞って、泥が跳ねることも多い。
使い捨てできるものなら、金額的な負担も少なく、
邪魔にもならないので、用意しておいて正解というところだった。
タオルは、頭部にまいておけば、ホコリ除けになり、作業中も邪魔にならない。
どちらも気が付いたら、ドロまみれだった。

身動きがしやすく、汚れてもいい服装を用意していたが、
実際、かなりドロまみれになる。
ある程度、ドロを落としたつもりでも、
宿泊先のホテルに着いてから、慌てることにもなった。



当日の人員や状況により、ボランティアの活動内容は変化していく。
作業を割り振っていくボランティアセンターも、
複数の人員に細かい指示を必要としていけるだけの余裕もないだけに、
団体行動ができない人間は望ましくないのは言うまでもないが・・・。
そんな人間でも、何故か、ボランティアに参加してくる(ときもある)。
自身の時間と身銭を切って、参加するボランティアは、
たしかにありがたい存在なのだろう。
しかし、それで身勝手で傲慢な態度が許されるわけでもない。

人の善意や良心というものに懐疑的な性格なので、不思議には感じないけど、
不快にはなった。
(続く)



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