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複合悪:害教、数多(あまた)あり

(前回の続き⇒)
あらためてとなるけど…。
今年(2022年)、7月8日、参院選での選挙演説中において…、
安倍晋三、元、首相が、白昼に殺害される…という大事件が発生する。
この事件がキッカケとなり、
政権が、世界平和統一家庭連合(統一教会)という、
宗教団体によって、深く蝕まれていることが判明していく。

この“統一教会”とは、霊感商法や高額な献金などが、
過去(現在においても)、問題視されてきたカルト宗教団体であり。
関連する政治団体「国際勝共連合」、
友好団体「世界日報社」、UPF、天宙平和連合なども考えれば、
政治と宗教を含めた複合カルト団体となる。
それらの事実が発覚していくことによって、
当初の大事件が、小事と思えるほどの事態へとなっている。
そう言えば、まだ事件から、2か月ほどでしかない。
(個人的なこととなりますが…。)
正直、これまで統一教会について知っていることなど、ほとんどなく。
このブログ上へとアップしてきたことは、
ここ1~2か月間のテレビ報道などの受け売りでしかないところ。
その印象で記すのなら…。
おそらく、安倍晋三、元首相と、統一教会とは、“つながり”があり。
首相として、歴代一位の任期期間にあった人物は、
本当に、国葬(国葬儀)に値するのかは分からなくなっている。
政府は、国葬の費用を「予備費」から、
2億5000万円を支出することを閣議決定しているけど。
今後、新たに発覚する事実によって、
「彼は、国葬されるに値しなかった!」となったとき、
政府は、今回の費用を、国民に返納できるのだろうか?
…と思ってしまう。




さて、統一教会との“つながり”が発覚し、
報道陣に囲まれているセンセイ方たちは、
ミエミエの言い逃ればかりをしている。
ある意味、彼らは、愚か者ではなく、
ちゃんと責任を、自覚していた?とも言えるけど…。
社会的な立場のある人なら、その行動は、かなり罪深い。


学校教育などでは、この国(日本)は、
国民主権で、選挙制度のある法治国家であり。
政教分離の国家でもある…と習った気がする。
それほど頭の良かった子供でもないのに、
ロクに勉強すらしてこなかったためだろうか?
“国民主権”のことは覚えているのに、
“主権国家”については、ほとんど印象に残っていなく。
一度、調べ直してみたことがある。
簡単に言えば、主権国家とは、他に従属することなく、
独立した政治運営が行われている国家。
他の主権を持つ国家とは対等であり、
支配されたり、干渉されたりしない権利をもつこととなる。

しかし、この認識も、政権と世界平和統一家庭連合(統一教会)との、
“つながり”が発覚してからは、かなり揺らいでいる。
今までにも、社会への不信感を持つことはあったが、
この国では、国民主権のもとで、
公正で民主的な国民選挙が行われていると思っていた。
しかし、政治家のセンセイ方は、有権者と向き合うよりも、
国民に重大な損失を与えかねないカルト団体から得られる、
組織票を望んだこととなり。
有権者からの票数を獲得し、当選を果たしたとは言え、
これは、偽りの“民意”でしかなく。
選挙制度の弱みに、つけ込んできたカルト団体によって、
国家の主権が、侵害されるなど笑い話にもならない。
これは言葉(で説明的)にするまでもなく、不快な事態であり。
そして、コロナのような病災とは異なり。
責任の所在が、ハッキリしているものであれば、
正していかなければならないことになる。
(続く⇒)
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