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道連れ、巻き添え、将来世代への地獄道!?


(以前にも記しているけれど…)
「世に悪が栄えた例はない。」
これは、ある意味、事実ではある。
正しいことが行われずに間違ったことが、
推し進められていけば、やがて物事は、行き詰まり。
何もかも、手詰まりとなって、“おじゃん”となる。
正義が勝つのではなく、
悪が、愚行の果てに滅ぶだけのこと。
物語で語られる「正義は勝つ!」などのセリフは、
事実を入れ替えただけの、“こじつけ”に過ぎない。
しかし、この状況で滅びるのは、
悪人だけのハズもなく。
巻き添えとなるものには、
タマったものではない。



政治家の野心が、魅力的にも見えてしまう人は少なくなく。
その野心が、道徳的でも生産的でもないにもかかわらず…。
アメリカ大統領選では、
議事堂襲撃を唆(そそのか)したドナルドが選ばれ、ハリスは落選。
日本の都知事選で選ばれたのは、
電通や三井との事業で、きな臭いユリコ(72才)であり。
衆議院選では、統一教会との関係が、ほぼ周知されている、
萩生田光一(61才)が、当選。
民主的な社会を破壊している人物たちが、
選挙制度によって、次々と選ばれている。



ザイオンス効果といって、
テレビCMのように、
多く触れている情報に、人間は好感を持ち、
信じやすい傾向にあるからだろうか?
社会的な要職などに就き、学位を保有し、
権威者としても認められている存在に対して、
それほど考えることもなく、“人格者“であると思っているときがある。
もちろん、そんなのは錯覚でしかない。
…でも、何故、そう感じてしまうのだろうか?
社会的な立場をもつ人物が、人格者であることは、もちろん望ましく。
そのような人たちが、良からぬことを企めば、
危険な状況にもなりえることへの危機感が、幻想を生み。
その幻想が惑(まど)わせるのだろうか?
国民主権の国家において、市民の中から、市民の代表として選ばれ、
市民のために働くのが望まれているのが、政治家であったハズが…。
単に、政治家として得られる特権を目当てとして、その職務を怠り。
自分の「権力保持」のため、税金や公共機関を利用していると知れば、
気分も滅入ってしまう。



ツイッター上(現:えっくす)の投稿に…。
民主主義は、多数派独裁とは違うと学校で習ったでしょう…とあった。
日本は、「選挙制度で民主主義が実現されている」のではないのです。
「選挙制度によって、民主主義が破壊されている社会」なんですよ。
「選挙」という制度、そのものが、選挙民によって、
民主主義を破壊させていく作用が、本質的に内在しており。
民主主義を守るには、選挙とは、別に、多くの仕組みが必要であり、
それらは、自然に機能するものではないのです。



蛇足:
将来世代へツケを回すな、と言われて、
30年増税しながら、緊縮を続けました。
結果は、GDPは停滞し、国民は貧しく、
少子化、インフラの老朽化、国際競争力の低下と、酷い状況です。
失敗ですね。
そして、30年前の将来世代である、我々より若い世代は、
失政のツケを被ることになった。
酷い話ですよ。
2024年12月30日、ツイッター(現、えっくす)上の投稿より。



政治や社会を批判するだけなら、誰でもできる。
自民党が、なぜ支持されているのかを考えるべきだ…というのは、
一見、もっともらしく聞こえるけど。
権力が暴走し、圧倒的なものともなるのは、当たり前であり。
その暴走を止めようとすることが、愚かしく見えたとしても、
社会への責任をもつものなら、当たり前のこと。
…という言葉が、ネット上にあった。
メディアのコンテンツの真偽を、
見極める力は「メディアリテラシー」と言うらしい。
今、オールドメディアやデジタルメディアも含め、
あらゆるメディアの、真贋を見極める能力が、
一方的にユーザー側へと求められるものとなり。
このメディアリテラシーを得るのは、簡単でもなさそうである。
それが苛立つような気分にもさせる。
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