二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
ビール工場に行って来タンク(後編):アサヒビール吹田工場
1516年、ドイツにおいて・・・。
「ビールには、「大麦」「水」「ホップ」の3つの原料以外は使用してはならない」
・・・と言うビール純粋令が公布された。
この法律は、現在でもドイツで遵守されている。
そして、現在のアサヒビールでも、主な原料は変わらない。
「大麦・・・二条大麦の麦芽」
「ホップ・・・ホップの雌花」
「水」
さらに日本国内の酒税法では、ビールの味を調整し、
すっきりした味にするための副原料としては、
米、コーン、スターチなどが定められている。
工程は・・・。
まずは「仕込み釜」で、お湯(水)に麦芽の一部と副原料を加え、煮る。
残りの麦芽も「仕込み槽」で、お湯を加え、さらに「仕込み釜」で煮たものを加える。
この工程で、液中の”でんぷん質”が麦芽糖へと変わる。
これを”ろ過”すると、澄んだ麦汁(あめ湯)となる。
この麦汁にホップを加えて、煮沸。
ホップの雌花には、花粉のような成分”ルプリン”があり、
ビール特有の芳香と苦みとなっている。
アサヒビールが興味深いのは、ココ!!
以前までは、ひとつの釜で行っていたホップと麦汁の煮沸を、
別々の釜で行う技術(世界初の新技術)を開発。
ビールの泡持ち時間が長くなっただけでなく、
工程上のCo2排出量も30パーセント削減している。
スゴいものです。
(「缶結編?」に続く⇒)
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ビール工場に行って来タンク(中編):アサヒビール吹田工場
2月19日(日) 11時、アサヒビール吹田工場の見学。
工場内での撮影は禁止。
まあ、当然とも言える。
むしろ・・・。
「見学コースは、すべて撮影自由ですよ♪」
「どうぞ、どうぞ♪」と言うところは、なかなかクセ者なのですけど、ね。
(・・・でも、そういう会社も、それで魅力的だから、困ったところ?)
アサヒビール吹田工場の前身「大阪麦酒会社 吹田醸造所」は、
明治22年(1891年)に完成(竣工)。
見学コースには、当時の建物を模したミニチュアが用意されていた。
創業時の建物は(記念のため)、現在でも、一部、残されている。
(「後編」に続く⇒)
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ビール工場に行って来タンク(前編):アサヒビール吹田工場
アサヒビールの吹田工場は、JR京都線「吹田駅」のホームに降りると、
すぐ目の前に見える。
東口の改札を抜けて、工場の外周を歩いていくことにした。
さらに歩いていく。
ビールの工場に限らず、世間的に知られる会社の工場ともなれば、
かなり、大きい。
そうは言っても、なかなか入口が見えてこない。
目的地は、もう目前なのに、妙な不安を感じてしまう。
とにかく歩いていく。
アサヒビールの主力商品”スーパードライ”のスゴさは、
伝説的なまでの商品戦略にある。
メタリックなラベルデザインと、辛みのあるスッキリとした味わいを、
”ドライ”という商標をつけることで、圧倒的なインパクトを与えてきた。
これは、色々なメディアで、今までに、何度も世間に伝えられてきただけに、
ご存知の方も多いかも知れない。
だが、同時に、この商品戦略のイメージから、
スーパードライが苦手という方もいるのも事実。
それだけにアサヒビールは、気になっていた。
それにアサヒビールのグループには、ニッカウヰスキーをも加わっている。
これは無視できるわワケがない。
(「中編」に続く⇒)
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法治国家、痴呆国家?
(あらためて・・・)
先週、大阪から、京都、名古屋と小旅行してきました。
その旅先でも、テレビ報道され、印象的だったのは、
”光市母子殺害事件の上告”が棄却されたというニュースこと。
正直、この事件の加害者に、いまだに量刑が課されていないという事実の方が
衝撃的だった。
「人を殺したんだから、お前は死刑だ!」など、単純なことではない。
守られるべき尊厳は、”誰”にでもある。
だからと言って、他人の”尊厳”と”命”を、奪った加害者と被害者とでは、
立場が違うハズ。
ある日、突然、一方的に家族を奪われ、
(それも普通では考えられない手段で・・・)
その容疑者との対面を、何度も余儀なくされる司法裁判は、
被害者にとって、大変な苦痛であろうと推察される。
法治国家の司法裁判の制度は、被害者たちが望む解決手段としては、
本当に機能しているのだろうか?と考えさせられてしまう。
蛇足:
次回より、また先週の大阪と京都でのことをネタにします。
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