つい最近、首都「バンコク(Bangkok)」の名称が、「クルンテープ マハナコーン(Krung Thep
Maha Nakhon)」に変更される、というニュースが報道され、ちょっと驚いています。
世界ではタイの首都を「バンコク」と呼びますが、これは英語名であり タイ語の正式
名称は「クルンテープ」といい、タイ人の会話のなかではクルンテープが一般的です。
タイ国に住む外国人にも「クルンテープ」に、違和感は無いかも知れませんネ。
バンコクの正式名称は、“クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン… と、
この後に100文字以上が続きます。 この とても長い名前の頭文字を取って、クルンテープ
プラマハーナコーンとしたのでしょうか。でも何の意味があって変えるのでしょうネ。
このコロナ禍で、これから旅行者を呼び込もうとしている時に、外国人から見たら意味の
分からない名称にする必要があるのかなぁ~ なぜ変えるのかの理由が明確ではありません。
「Krung Thep Maha Nakhon」と共に、今後も「Bangkok」は使用できるとのことですが、
バンコク都のアサウィン知事も、やんわりと反対意見を述べていますネ。
“ 「クルンテープ マハナコーン ・・・」は、タイではバンコクの正式名称として古くから
知られているが、現在に至るまで、特に若い世代のタイ人の間で深くは浸透していない。“
<アサウィン知事>
“ 「バンコク」が、世界でタイの首都名であることが浸透しすぎている中、海外で
「クルンテープ マハナコーン」と、認知されるのも時間がかかるだろう“ と ・・・
“この新名称は抽象的なものであり、実際に「クルンテープ マハナコーン」を新しい
名前と見なされるべきではないのでは” とコメントしています。まったく同感ですねぇ~
この首都の名称変更は、ロイヤルアカデミー(旧王立研究所)事務局より提案された首相官邸が、
閣議にかけ、承認されたと聞きます。同事務局は、国・地域・行政区・首都の名称の書き方を、
タイ式の現状に合わせて改訂したいそうです。 しかし、まだ正式発表ではないようですヨ。
首相府は 変更するが、“公式の目的のための小さな調整に過ぎず、日常生活での使用に影響を
与えない” と明言しています。それなら国内だけに留めておけば良いような気がしますがねぇ~
アチコチで反対意見が出ていますので、閣議承認されても タイ国では「やはり変更はしない」
と、なることもありますので未だ分かりません。 正式発表を見守りたいですよネ。
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