日本も他国を心配している場合ではありませんが、タイ国も いつの間にか高齢化が進み、
今や、65歳以上の人口の割合が世界で17位になり、アジアでトップクラスになっています。
2032 年頃には超高齢化社会を迎えると予測されています。ほぼ全国民をカバーするように
なった公的医療制度や医療技術の普及などによって、タイ国も平均寿命は伸び続けています。
周知の通りタイ国は、敬虔な仏教徒が多く、年長者を大切にします。 高齢者が暮らし易い
社会を実現する為 政府も、社会保障の拡充など施策を打ち出してはいますが、まだまだです。
そのような中 最近、世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とした国際労働機関
(ILO 本部スイス・ジュネーブ 加盟国187カ国)が、“タイの退職制度や年金制度などを、
迅速に改革されなければならない“ と、警告しているニュースが流れていました。
タイ政府も ここ30年間、ほぼ手つかずであった年金制度の整備に動き出してはいますが、
ILOは、“これらを今すぐ緊急に対処しなければならない重要な問題” と指摘していました。
更には、保健省が出生率が 過去5年間低下し続けている事もニュースになっていましたネ。
2017年には約702,000人の出生でしたが、20年には約587,000人にとどまり、70年ぶりに
60万人を下回ったとか。 21年も減少を続けて、544,570人の出生だったといいます。
タイ国も過去には、一年間で100万人もの出生が記録されていた時代もあったようですけど …
ちなみに、21年の日本の出生数は約 810,000人、中国は約 1,062,000人でした。
高齢化の進行と人口の減少は、経済成長や社会保障制度などに与える影響は大で、将来に対する
大きな懸念材料となることは、目に見えていますからネ。タイ国も少子・高齢化は、近隣諸国と
比べて、そのスピードが早く、今の制度のままでは、様々な問題が生じる事が懸念されてます。
タイ国では一般的に、男性より女性の方がよく働き、考え方も真面目だと言われています。
出生率の低下に歯止めをかけるなどは、タイ国は日本よりもアップさせるが出来るように
思いますけどネ。現在、タイ保健省は様々な縦横の組織と、女性の出産を支援するための
ロードマップの作成ついて話し合っているようですしネ。どんな施策が出てくるのかのかな?
確かに違っていました。早速 訂正させて頂きました。
これからもよろしくお願いします。