日本から来タイした際に「タイではチップを どのくらい渡したらいいの」と、よく聞かれます。
日本では基本的にない習慣ですので、どうしてもチップの額に気を取られてしまいがちです。
また、なかなかスマートに出来ません。日本人観光客にとっては、結構 気にする部分ですネ。
海外旅行では国によって通貨も変わってきますから、面倒くさいことの一つかも知れません。
日本人だけでなく、チップという習慣に慣れた欧米人でも「いくら渡すか」ということ
については、初めて来タイした折には 戸惑うようです。そこで最初はタイ政府観光庁の
HPに掲載されている内容に沿って、チップを渡している、なんて聞いたことがあります。
HPの基礎知識・チップの項目に「タイには、チップの習慣があります。ホテルでは、荷物を
運んでくれたポーターやハウスキーパーへのチップに20バーツ程度をご用意ください。また、
サービス料を含まないレストランで食事をした場合は、料金の10%を目安にチップとして
テーブルに置いておきましょう。マッサージを受けた場合も同様です」と記載されています。
ですが、「ザ・タイガー」というタイの英語情報サイトが、欧米人のチップに関しての調査で
「チップを渡すか」「渡さないか」を質問したところ、結果は63%が「イエス」で、37%が
「ノー」だったいいます。ちょっと意外な数字です。惑っているのは日本人だけではないようです。
観光庁のHPに「ポーターやハウスキーパーへのチップに20バーツ程度を」とありますが、
この額って、昔から変わっていませんねぇ~ 物価など すべてアップしていますのにネ。
20バーツに 荷物の数、頼む用事によって、10、20バーツ程 プラスすればいいでしょうネ。
<日本では仲居さんに 心づけ としての慣習がありますけど>
我々ゴルファーが、タイでチップを渡す機会が多くなるのは、キャディ、マッサージ、夜の
お散歩時のお友達でしょうか。チップとは一般的には「してもらった行為に対して、その対価
として渡すもの」で、してもらった人が判断し、額を決めてチップを渡すものでしょう。
ですから、“これはいくら、あれはいくら” と、額を統一するものではないと思いますネ。
ところが、キャディさんら 基本給などありませんから、どうしてもチップが収入の中心になりがち。
すると、自分の仕事ぶりを棚に上げ、“チップが少ない” なんて不服を言う人たちも出て来ます。
チップが少ないと、あからさまに不服顔になる人や チップはもらえるもの と勘違いしている
人たちを時々見かけます。が、これはとんでもないこと。「チップを必ず上げなければ・・・」
と考える必要はないんですが、ここはタイ。タイでは100 回のコックン(有難う)より、
1回 の100バーツ、なんて格言もあります。 長くなりますので明日に続きます ・・・
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