先月、世界の日本大使館・領事館の公邸で日本料理を調理するタイ人シェフを、タイから何人も
送り込んでいる功績が認められ、日本亭・石亭・江戸屋が、「外務大臣表彰」 を授与しました。
同ブログでも紹介をさせて貰いました。
http://blog.goo.ne.jp/nagaichi_1950/e/9057bebe5450a8c1ef3bdddcb1da1dc3
その日本亭の石井久子社長のことが、読売新聞の 「世界が舞台」 と云う連載に紹介されていました。
ラーメンのチェーン店やタイ人経営の日本料理チェーン店を数えれば、1,000店を超えると言われる、
タイの日本料理店の世界で、5軒の老舗・日本レストランを経営している石井社長、ここまで来るには
男性以上に 随分とご苦労もあったのでしょうネ・・・ 二十数年前にスタートしたようです。
人の出会いによって、自分の運命やら人生が大きく変わることは よくあることですが、石井さんも
きっと、そう思われているでしょうネ。 両親が建てた都内のマンションに入居したタイ人留学生と
出会って 結婚され タイにやって来たのが72年(37年前)だそうです・・・
うぅ~ 当時の日本レストランと云ったら、花屋・菊水・喜楽・富士・・・まだ少なく、日本人も5,000人
居たか、どうか? でしょうかネ、確か 高層ビルではルンピニ公園の前にあるズシッタニ・ホテルが
一番高かった頃でしょう・・・ その時代を知っている自分に、ワタクシも驚かされます。(笑)
料理好きで料理学校の師範コースを卒業したこともある石井さんは、「日本の食文化をタイに伝える
チャンスと88年(21年前)に京都の板前さんを呼んで、バンコク市に念願のお店をオープンしたのが
始まりとの事…タイの会社経営を学んだり、ご主人の協力もあったんでしょう、簡単ではありません!
タイでは、王室のお墨付きは絶大な信用力になりますが、今の成功もこんな出会いがあったそうです。
贔屓にして頂いていたチュラポーン王女が、王妃と皇太子をお連れになって 「写真を撮って店に飾って
みて下さい」 と・・・ それからお店はタイ人にも評判となり堅調な客足を確保できるようになったそうです。
これも正に出会いですねぇ~ 人との出会いによって、ホント左右されます。
タイ人は寿司と肉を一緒に食べたりするので、メニューを絞ると相手にされないそうで 常に40種類の
定食や丼・めん類を用意しているそうです・・・ そう云えば、ラーメン店でさえも種類が多いですネ、タイは。
日本亭では、素材に拘り週3回 日本からの空輸で魚や日本の素材などを仕入れ、日本の四季と
合わせて日本食の文化と味をタイに伝えるよう気遣っているようです。その姿勢と指導が世界で通用する
日本料理のタイ人シェフを17年間で10名以上も育て上げているのでしょうネ。ご立派です!
タイで商売するだけではない、日本文化を伝え、指導をも忘れない、素晴らしいことですネ。
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何でも屋さんの日本食堂 理解出来ました、
単品屋さんは商売出来ないのですね、
タイの日本料理の不思議 です、
これと日本料理も同じように思うのでしょう。タイでは単品屋さん、専門店は流行りませんねぇ~