タイ国で 国家観光政策委員会の提案により、かねてから議論されていた「入国する際、すべての
外国人観光客に300バーツ(約1,200円)を徴収する」という方案、14日に内閣で承認されました。
空路で入国する場合は300バーツ、陸上・海上交通を利用する入国客は150バーツです。
外交パスポートや労働許可証の所持者や2歳未満の幼児、乗継客などは徴収対象からは
除外されます。陸路・海路で入国する場合、通常 数日しか滞在しない為、半額になると …
国境通過証で入国する隣国のマレーシア人・ミャンマー人・カンボジア人・
ラオス人などの外国人、日帰りの外国人旅行者は免除されるようです。
施行される時期は、暫定的ですが6月以降になることが内定しています。労働許可証を
所持する外国人は免除とのことですが、どのような形で免除されるのか、まだ不明です。
同議案には賛否両論ありました。特に観光業界は、“コロナウイルス感染の拡大で激減で
した外国人観光客を取り戻すべき この時期に、入国税の徴収は観光産業回復の障害物に
作用しかねない。” として反対し、実施時期を延期するよう たびたび 求めていました。
しかし、政府はコロナウイルスの感染拡大前でも、外国人客の治療に年3億~4億バーツ
(約12億円~16億円)を負担しており、これを入国税によって賄うという議論は、以前から
ありました。今年から外国人観光客が回復する兆しを鑑み、新たなウイルスによる治療費が
増大する可能性もあり、政府負担を軽減させようと、入国税導入の結論を急いだといいます。
政府は、今年 入国税として徴収する額を約39億バーツ(約152億円)と予想しているよう
ですが、単純に全外国人観光客が空路で入国したとして300バーツで割ると1,300万人分です。
この同税を ピパット観光・スポーツ相は、“外国人の治療費や滞在する観光客のための保険、
また 国内の観光開発などに活用する” と述べています。入国税には30日間有効の旅行保険が
含まれており、事故や死亡などの際に最大50万バーツを保険でカバーできるようです。
その他には、障害者用の入り口や観光地のトイレの建設などを支援する観光開発
基金への拠出にも利用される計画だと聞きます。政府の言い分も理解できますかネ。
ただ、リタイヤビザなど所持している外国人は、年に何度も行き来する場合もあるけど
その度に支払うんでしょうかネ。そう言えば、政府が入国管理局に対し、再入国許可を
申請する際に、滞在者が入国税の支払いの領収書を使用できるようにする など、
入国管理法に関する規則を簡素化するように、と指示が出ているといいます。
ですので、そんなことは無いのかも知れません。14日に閣議決定したばかり、まだ決まって
いないことも多いのでしょう。実施される前には明確になると思います。 明日に続きます。
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