いや いや 参りましたねぇ~ 昨日夜に外務省は、洪水被害が拡大しているタイのバンコクへの渡航
延期を 勧告し、滞在者には タイ国外への出国を 含む、安全確保策を 講じるよう危険情報を 出しました。
それほど 大きく深刻になってきたバンコク市内です。 それは仕方ないにしても、ワタクシ、日本で急用が
できており 来週に 一時帰国する予定でいるんですが、明日以降に もし 住いの近くが浸水されれば
スワンナプーム国際空港まで行けるかどうか、分らなくなりましたヨ・・・ 心配になってきました!
バンコクの全域が冠水する危険が高まる中、更に タイ人や我々に深刻さを 煽るのは、インラック政権の
対策が 手詰まりの様相を 呈していることでしょう。 これ以上の施策がないのか、と 問われてもいます。
<インラック首相、プミポン国王に相談したら…>
昨日夜、インラック首相は 記者団に 「大量の水を 至急 海に流すことと、早期の復興計画作りが必要だ」
なんて、一般論の方針を 述べながら 声は震え、目にはうっすらと涙を にじまして会見していました。
記者団に泣いているのかと聞かれ 「泣いていないし、これからも泣かない」 と反論していましたが、
国民には、未曽有の危機に対処できる指導者の姿には映らず、やはり 政治経験が無いこと、女性だから
<廻りの連立閣僚たちは、どうしているだろうか?>
と 国民の批判と不満が、インラック首相に集中しつつあります。 数か月前に総選挙で新首相になった
時の国民の声とは思われません! でも これは、アピシット氏が首相であっても同じだと思いますヨ。
タクシン氏の政権時代に、将来 起こるであろう この大洪水を 懸念していた彼は、タイ全土の洪水問題
として 取り組んでいる最中に、クーデターを 持って一部 前政権幹部と反タクシン派に追放されています。
この洪水問題も、彼が取り組んでいた大きな政治施策の一つだった、と聞いています・・・ 個人的に
想うに、この大洪水とインラック首相就任早々の時期が重なり、インラック首相が気の毒に思いますネ。
<ここへ来て、タイ国民からタクシン氏待望論が…>
でも どうして? 今回の大洪水は起き、長期化しているのでしょうねぇ~ 素人的な見解ですが…
1. 6月~9月に 例年以上の降水量が増え、通常の2倍の水増しとなった。 過去60年で最多の
雨量と言われている。
2. これによって、タイで大きさでは有数の二つのダムの決壊を 恐れてダムを 開放したところ、
チャオピヤ川の水位が 異常 に上昇した。 10年に一度の大雨に耐えられるよう造形されていたが
今年の大雨は想定外だった。
<タイの川の洪水は、昔から懸念されていた…>
3.地形が険しく川の流れも速い日本とは異なり、タイの国土は なだらかな地形で、川の水は元々
ゆるやかで緩やかに流れており、雨が降っても日本のように同川の水が速く流れない。
4.タイ湾で大潮を 迎え潮位が高くなると、川の水は海に向かって、更に 流れにくくなる。
5.いったん水があふれ出したら、国土はなだらかな地形の為に 引くまでに時間がかかる。
26日に、日本から 洪水被害の緊急援助やバンコクの地下鉄施設と上水道施設の洪水時の運転・
維持管理につき指導・助言する為、地下鉄と上水道施設関連の専門家チームが派遣されています。
なんとか、バンコクの中心地に被害が被らないよう、祈る毎日です。
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