水害被災者支援センターが設置されているドンムアン空港では、ボランティアが大幅に減少しており、
市民から寄せられた大量の支援物資が、手つかずのまま 山積みになっていると聞きます。
それもそのはず、バンコク首都圏での浸水被害の拡大に伴い、交通の便が悪くなったことや、ボランティア
自身が被災してきて、支援活動どころでは 無くなったことが主な原因です、って! そりぁ そうでしょう…
<スクンビット通りにあるコンビニも商品がありません…>
タイの公立学校の新学期開校の延期が決まっていますが、バンコクを 含め、洪水被害に遭っている
県について 今日から31日までを 休日とし、土日も含めて5連休となります。 が、これは官公庁に
適用されるもので、銀行は被災で一時的に閉鎖している支店を 除き、通常通り営業を 行ない民間企業は
それぞれの判断ということになっていました。 ところが、一部の銀行では 27日からの銀行の通常業務も
停止する処置を 決めていますネ。 よって、一般企業も臨時休暇処置を 取るところが増えつつあり、
今月いっぱいは経済的活動が停止するかも知れない、という まさに 異常事態になりつつあるようです。
<カシコン銀行スクンビット店も土のうを 積み上げて…>
つい先日、ワタクシは これは津波と同じくらいの大きな被災だと、言いましたら 「煽るな!」 という
批判を 受けましたが、とんでもない タイにとりましたら お国の一大事、国家的危機にさらされています。
タイには全土で76県がありますが、今回の洪水で4割の30県が被災に遭っています。 観光立国である
タイは それらの県の143にのぼる観光スポットに被害が及んでおり、これまでの損失は100億バーツを
超えるといいます。 日本円にすると 約280億円前後ですヨ。 それに 日本とは一桁違いますからねぇ~
<タイ・トヨタ幹部が首相に被災のお見舞いと援助を 要請…>
先日 同ブロマガでも書きました、総額13億バーツを 投じて観光促進キャンペーン 「ミラクル・タイランド
イヤー」 を 今年11月~来年初めにかけ実施する予定でしたが、中止が決定されてしまいました。
24 日に日本政府がバンコクの危険情報を 「渡航の是非を 検討」 に1段階引き上げたこともあり、日本の
大手旅行会社が、11月15日 或いは 30日まで バンコクツアーの中止を 発表、昨日からの国際空港では、
観光で訪れる日本人客が減っています。 また バンコク~日本間を 運航する航空各社は、手数料なしで
航空券の予約変更・取り消しを 受け付け始めました。 折角 回復した観光客数も これで台無しですよぉ~
<ミラクルには なりそうも無いなぁ~>
或いは、洪水による不動産開発業者の被害額も報告されており、中部とバンコク首都圏で被災した開発
用地が300 カ所以上で、販売不可能になった住宅も3万 戸以上。 これからも 被災の危険性が高いのが
200 カ所以上、戸数は2万3,900 戸で、総額は2千億バーツ前後になるようですヨ・・・
タイは水はけが 非常に悪いですから、往々にして 長びきます。 今後 日系企業も含めて多種多様な
被害報告がされると思いますが、本当に国家的危機に見舞われています、タイは・・・
これ以上 被害が甚大にならないよう祈るばかりです。 もう 毎日 祈っていますネ (苦笑)・・・
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