タイ国旅行代理店協会(TTAA)に所属する旅行代理店は、2,000社前後(日系180社前後)ある
と いわれています。が、日本で言う JTB のような大手の旅行会社は存在せず、小規模・中規模の
会社が多く、各旅行会社で しのぎを削っているのが 昨今の情況です。 昨日からの続きです ・・・
ですから、ピパット観光スポーツ相が、“観光関連産業の約6割以上(約1,200社で、日系の
旅行会社で100社以上)が、閉業を余儀なくされかねない” との見解も うなずけますよネ。
タイ版「Go To トラベル = 一緒に旅行しよう」のキャンペーンが、ある程度 成功している、
と 言っても、昨年タイを訪れた外国人観光客は約4,000万人近くです。一方、タイの人口は
6,800万人弱ですから、観光業を国内旅行でカバーするには、もちろん限界があります。
そんな中ですが、特に大きな打撃を受けている南部のプーケット県などでは、より多くのタイ人
観光客を呼びこみ、同県の観光産業と経済を活性化するため、新たな三つの観光イベントを
準備しています。外国人観光客で潤っていたプーケット県が、こうして国内向けのイベントや
キャンペーンなど企画することは、今まで無かったでしょう。良いことなのかも知れません。
タイは観光立国(大国)と言われていますが、貴重な外貨を稼ぎ、その中心的な役割を果たして
きたのが旅行社です。 しかし 多くの失業者も出るでしょう。家族を入れれば いったい、何万人の
人たちの生活を脅かすのでしょう。TTAAによれば、観光業全体に従事する労働者は約390万人
いるといわれています。6割が倒産となれば、約234万人が失業し 路頭に迷いかねませんからネ。
<観光ガイド協会と観光スポーツ省の物品販売イベント>
観光スポーツ省も “ただ、大変だ” と騒いでいるだけでなく、先月にはタイの観光ガイド
協会と一緒に、バンコク都内のショッピングモールで、失業した観光ガイドが食べ物や雑貨、
衣料品などの物品を販売するイベント(6月19日~24日の6日間)を行なっていましたネ。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、外国人の入国制限が敷かれ、4月以降、観光客は
タイに入国できていません。外国人観光客が来タイできないワケですから、ガイドの仕事も
壊滅的な状態です。 失業したガイドを支援するため、観光スポーツ省が動いた次第です。
<いつになったらガイドが出来るのやら>
参加した観光ガイドは約300人だそうです。少しでも新たな収入を確保するきっかけにして
貰うのが目的とのことですが、ガイドの収入とは桁が違うでしょう。でも現実を捉え、喜んで
参加したとか。 彼らも、感染拡大が収束し観光客が戻って来ることを、切に願っています。
観光シーズンに入る11月には、外国人観光客が普段通りに、入って来られれば良いですがねぇ~
でも 今後は、プーケット県のように、アフターコロナを見据えた新たな考え方が求められますヨ。
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