ようやく タイ人プロゴルファーも日本へ入国できるようになりましたねぇ~
日本の外務省は、タイ 及び ベトナムとの人の往来再開に向けた段階的措置として、
「レジデンス トラック」の手続きを、2020年7月29日より開始したからです ・・・
「レジデンス トラック」とは、両国との間で入国後14日間の自宅待機は維持しつつ、双方向の
往来を再開するものです。対象者は「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」及び
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「定住者」の在留資格保持者です。そして、ビジネス上 必要な人材などについても日本への入国を
認めるとあります。ただし タイ国側は「ビジネス上 必要な人材」を どこまで認めるか、不明です。
ゴルフで日本の出場資格を持っているタイ人選手、男子では ガン・チャルングン選手(28)、
ジャズ・ジェーンワタナノンド(24)、女子ではヌック・スカパン選手(22)らです。シニアの
マークセン、ウィラチャン選手も、スタートした男子シニアツアーに 今後 参戦できますネ。
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<マークセン選手も 飛んで来そうです(笑)>
この「レジデンストラック」が きっかけになったのか、入国制限が発令された4月2日以前に出国
している韓国・中国・豪州らの外国人選手も対象になるので、韓国女子も ドッと押し寄せるでしょう。
対象選手の再入国は8月5日から認められます。この新しい措置が、国内男子ツアー再開への
扉を大きく開きましたネ。 米国女子ツアーも今週から再開し、世界の主要ツアーで まだ
再開できていないのは、日本の男子ツアーだけでしたが、これで ようやく、9月の「フジサンケイ
クラシック(3日~6日、山梨・富士桜カントリークラブ)」から再開される見込みとなりました。
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<今年は48回目となるフジサンケイクラシック>
男子ツアーの再開が、ここまで遅れた最大の要因は、新型コロナによる入国制限だったとか。
賞金シード選手65人中、31人が外国人で47%を占めますから、時松隆光選手会長や多くの
日本人選手からも「外国人選手抜きでのツアー開催は不公平」との声が多く出ていたからです。
再開への最大の懸案事項だった外国人シード選手の入国可能が実現、再開の運びになったよう。
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<今年の外国人選手の優勝は ・・・>
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月以降、15大会が中止か延期されてきた国内男子
プロゴルフツアー、ようやく再開されます。残り試合は「フジサンケイ」を入れて7試合かな、
スポンサーが中止としない限り、秋の男子はビックトーナメントが多いですから楽しみですネ。
選手たちは、来日前にPCR検査を受け「陰性」と判定されたことを条件に、来日後は2週間の自主
隔離も必要となるといいます。8月5日以降に再来日が可能です。我々のような在タイ ゴルフファンは、
タイ人プロと日本人プロとの戦いも楽しみにしていますので、再開が待ち遠しいですネ。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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今後、毎週1便(?)運航される予定ですが、搭乗希望のビジネス関係者が1万人前後待機しているので、全員の年内の渡航は厳しい状況です。
ビジネストラック、レジデンストラックの事務フローは下記の通りですから、参考にご覧ください。
ビジネストラック=短期出張者 レジデンストラック=長期滞在者になります。
残念ですが、「ツーリズムトラック」は年内は厳しい模様です。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
日本からの正式な特別便の第一号は7月31日でしたが、それ以前にも、座席に余裕が有れば、タイ人の帰国専用便に、日本人ビジネス関係者が搭乗できたようです。
下記サイトには、7月中旬にタイに渡航できたビジネス関係者の体験レポートがあります。
https://note.com/jacknakamura/n/n6bb7c1a89c12
気になったのは、費用が高いことですね。
ビジネス関係者は会社負担ですから問題ないとしても、個人負担なら腰が引ける費用になります。
●PCR検査費用(日本出発前)・・・4万円前後
●航空券・・・エコノミーで14万円+税
●新型コロナ感染をカバーする海外旅行保険・・・現地滞在が1週間程度なら保険料は3000円前後と安いが、駐在員のように期間が1年になると、保険料は20万円以上になる。
●タイ入国後の隔離費用・・・ホテル代が12万円~55万円(ホテルのグレードによる)。安いホテルはすぐに満室になるので、ご注意。