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洪水で バンコクを 守りきれるかタイ政府?

2011年11月02日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 タイ政府は、首都中枢部への浸水被害を 食い止める為、運河を 通じて水を 分散し海へ流す作業を
継続中です。 堤防の増強や被災者の避難誘導・住民への配給作業などで、首都圏に軍兵士6万人を
動員、大洪水の被害を 食い止める為に全力を 尽くして作業にあたっています・・・

が、先月28日の時点で 7月以降の死者数が377人だったのが、昨日1日には 427人と急増しており、
バンコクの首都中枢を 守ることを 優先すればするほど、北部の冠水被害が長引き 政府に対し、北部の
住民の間で不満が高まっており、住民が浸水対策の作業を 妨害するなどのトラブルも起きています。

 

なんでも 断続的な豪雨などによるタイ北部と中部の氾濫面積は、ピーク時に1万6千平方キロにおよび、
約160億トンの水が平野に滞留しており、この水量は琵琶湖の水量に迫る規模だ、言いますから驚きです。

やはり 日本の高度成長時代と同じで、経済成長に治水が追いついておらず、こんな時はいつも 農家が
犠牲になっているようです。 このような状況下 インラック首相が 「1日までに首都に向け南下している

大量の水は 水量が1日10%減少しており、5日ぐらいに状況が改善するだろう」 と、改善の兆しが
あるとの見方を 微笑んでコメントしているのを 見て、北部の住民たちは 益々 カッカしているようです。

 

 犠牲になっている、この北部周辺の住民たちの求めに応じて、昨日 ついに 政府が首都バンコク東部の
バンチャン工業団地の近くを 流れる運河の水門を 引き上げ、排出量を 増やした為、日系企業も入居する

工業団地が新たに浸水する恐れが出てきました。 上流側で浸水の被害を 受けている住民が水門の
開放を 求めて抗議したことに 配慮したものなのですが、この繰返しでは 全土復旧は一向に進みません。

ここには 20社近い日系企業が入居する下流側のバンチャン工業団地が新たに浸水する恐れもあり、
今度は、工場関係者が警戒を 続けているようです ・・・ もう こちらを 立てれば、あちらが立たず、
タイ政府も インラック首相も 深刻化する この大洪水を めぐり、もう きりきり舞いの状況ですネ (苦笑)。

 

 でも 皮肉なことに、東日本大震災や円高で危機を 避けようとしたのでしょう、企業の海外志向が高まり
アジア屈指の工業地帯タイへ 日本からの投資は今年に入って急増し、7月までの申請額は去年の2倍を

超えている 言いますから、今では困った現象にもなりつつあります。 日本企業が進出するに インフラは
最低限の条件ですからねぇ~  切羽詰まっているタイ政府、今度はこんな計画を 発表しました・・・

 長くなりますので明日に続きます。 



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