7月6日からカリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催される「全米
女子オープン」に、“岩井姉妹が揃って出場する” という二人の二つ目の夢が実現します。
5月29日に千葉県の房総CC房総ゴルフ場にて、日本地区の予選会が行なわれましたが、姉の
明愛プロが通算10アンダーでトップ通過し、すでに出場を決めていた妹の千怜プロと共に、
<海外ツアーのデビュー戦はタイのホンダ LPGA でした>
初めてメジャーの大舞台に挑みます。 明愛プロは前週の「リゾートトラスト レディス」で
予選落ちしていましたので、“どうかなぁ~” と思っていましたが、トップとは立派でした。
予選会にはプロ76人、アマ40人の116選手が出場しましたが、予選会の上位5位までが
出場権を獲得できます。雨の中、東西コースの計36ホールを一日で廻って争われました。
前日までの「リゾートトラスト」で2位に入る好調ぶりを発揮し、2打差で2位の佐藤
心結プロ、3打差3位の木下彩プロ。4位タイで並んだ三ケ島かな・脇元華プロ・アマの
小宮千鶴さんが、プレーオフ接戦の末、脇元・三ケ島プロが最後の切符を掴みました。
現時点での日本勢は、すでに出場権を得ている14人(アマ1人含む)と、今回の予選会
通過の5人と合わせて19人のペブルビーチ・ゴルフリンクス行きが決まっています。
今年の「全米女子オープン予選会」は全米23カ所と日本、ベルギー、カナダの3カ国の
世界26カ所で開催されましたが、今年から韓国が開催地として外されていましたネ。
地区予選会を開催するにあたり、全ての経費(ゴルフ場使用料など)は全米ゴルフ協会
(USGA)が負担していますので、USGAが開催地を決めます。韓国と日本で開催されていた
USGAの本来の目的は、“アジアの優秀な選手を発掘する” ということですから、韓国が
外されたということは、その意義が韓国では無くなって来たということでしょうか?
USGAが、韓国を地区予選会に選定したのは2014年からですので10年目にして外れた
ことになります。これは韓国女子ゴルフ界にとってはショックだったでしょうねぇ~
USGAは「除外」の理由を明らかにしていませんが、大韓ゴルフ協会(KGA)は、メディアに
“韓国の予選会にレベルの高い選手の参加が少なくなり、除外されたようだ” と話していると
いいます。また、同予選会には韓国のトッププロが参加しなくなった、という話も聞きます。
確かに、コロナ禍で昨年、三年ぶりに開催された予選会でも少なかったよう。 明日に続きます。
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