善良なタイ人とケチと言われた日本人

タイでは「落とした物は戻ってこない」「忘れ物は誰かが・・・」というのが通説です。
でも、素晴らしい美談がニュースとなり、結果　タイ人と日本人の違いが浮き彫りになりました。

ある落し物事件が切っ掛けとなって、善良なタイ人とケチな日本人がと・・・何かと話題となっているようです。

バンコクのタクシー運転手ステーブさんは、去る7日夜　日本人男性ら乗客3人をある場所で降ろしましたが、
その乗客らは書類入れと小切手帳を車内に忘れておりました。
警察経由のラジオ放送でも忘れ物のニュースが流れ、すぐに忘れ物をラジオ局に届けたそうです。

なんと、その小切手は約5億円だったそうでステープさんもビックリです。

11日、この一連の流れを知った政府・タイ文化省は「良い人、良い考え、良い社会プログラム」の
一環に触れるとして表彰と金一封1万7500バーツを贈ったそうです。（約70,000円）

運転手のステープさんは「国にとって良いことができて大変うれしいです」「これまでも乗客が
置き忘れたものはすべて持ち主に返してきました。
子どもにも、社会にとって良い人であるよう教えています」と述べたとの事。

忘れ物、落し物が返って来ないのが当りまえのタイ社会でホントご立派です。

でも　その後の日本人の対応が、ケチだ、なんだ、と・・　話題になっているようです。
日本人らの乗客は、ステープさんに謝礼として、いくら手渡したと思います？
3,000バーツです。日本円で約12,000円です。

小切手で現金化されないのかも知れませんが、
書類などと一緒に無事戻ったわけですから、一桁多く上げても良いのでは・・

日本人の会社が、誰にでも知られている大手会社だったら恥ずかしい気も・・・

日本人はケチだと言われても仕方ないと思いません？


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