タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

「タイ語の日」 で、文化と言葉を 見直すのは素晴らしい!

2014年07月31日 | タイの名所、名物、料理
  
 7月29日は、「タイ語の日」 でしたネ。 イ・ボミ選手の話が続いて、通り過ごしました。

フェイスブックなどの普及で、昔からの綺麗なタイ語が乱れていると聞きます。 このような日を
設けて、美しいタイ語を 話す機会を、或いはタイ語を 見直そう、ということなんでしょうネ。 

 
    <タイ語の日 ワンパーサータイヘーンチャート…>

近年、「フェイスブックなどで使う若者しか理解できない言葉 (表記・発音) で、美しい言葉を
台無しにしている」 と、大人から非難の的のようです。 日本もいつも こんな問題を 抱えています。
が、これは一国一語の反動かも知れませんネ。 もし誰でも英語も話せたら、こんな問題はないのかな?

 日本でも 「日本語の日」 があるのかチェックしましたら、「言葉の日」 というのがありましたネ。 
“518―ことば” で、5月18日だそうですが、単なるごろ合わせで、公のものではありませんでした。

ですが、日タイも アジアで唯一 欧米の植民地にならずに済みましたので、これが幸いして自国の
言葉を 守ってこれました。 これはとても幸せなことで、両国とも せっかく 一国一語のお国ですから、
自分の国の言葉を 大切にしたいもの。 その反動か、特に日本は 英語が不得意になりましたが …

 

 さて、プラユット議長は、タイ語の日の29日に演説を し、「若者は先祖が 築き上げたタイ語を
誇りに思い、国家の文化遺産といえるタイ語の価値に気づき、正しく使って欲しい」 と述べています。 

そう言えば、現プミポン国王も 「タイ国は昔から固有の言葉を 持っている。 我々はそれを 守るべき」
と、事あるごとに 綺麗な言葉の使用を 国民に訴えておられます。 若者の造語に警告を お出しです。

 
     <プラユット軍評議会議長とプミポン国王…>

 ところで、タイ語のルーツって、どうなんでしょう?  タイ語の研究家によりますと・・・

タイ語の正確な歴史は、今でも余り解っていないそうですが、タイ人の移動と関係があると言われて
います。 ルーツとなるタイ人は、南詔王国と呼ばれていた、現在の中国の南方 (福建や広西など) に
住み、その後 南下して来ました。 南詔王国のタイ族は既に文字を 使っていたという説もあります。

その後カンボジアでカンボジア字、ビルマでビルマ字が用いられている時、ビルマの勢力から逃れて
スコータイ王国 (1240年~1438年) を 建国したラームカムヘーン大王が、カンボジア字とパーリ字
などを 参考にして、タイ字を 制定したと聞いています。 今から約600年ほど前のことでした ・・・

 
   <スコータイ王国のラームカムヘーン大王…>

 研究家曰く、タイ語には近隣諸国 (中国、カンボジア、ビルマ = ミャンマーなど) の影響を 受け
似たような発音で同じ意味の言葉が、結構 あると言います。 例えば 「ヒマラヤ」 という言葉は、

サンスクリット語で 「雪のすみか」 という意味の言葉だそうですが、現在のタイ語でも同じように
「雪」 の意味の言葉を 「ヒマ」 と言っていたりしますネ。

 

 このようにタイ語は色々な言葉を 柔軟に取り入れて、タイ語独自の言葉を 創造してきたのでしょう。
昔の人は、若者の造語を 非難しますが、実は 昔から造語の積み重ねもあったのか知れませんネ。  



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  



  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿