タイのタクシー料金、もう そろそろ アップしてあげて！

　　
　バンコクに住んでいれば、タクシーの乗車拒否に遭ったこと、一度や二度はあるでしょう。

それもそのはず、運輸省陸運局のホットライン （1158）　に寄せられた上半期 （１～６月） の
タクシーに対する苦情 約１万 5,000件の内で、乗車拒否が 5,315件 とトップだったようですヨ。

　

タクシーに対するクレームは、1584番のホットラインで24時間 受け付け、英語でも対応していると
言いますが、ホットラインに電話する乗客は、ごく一部と見られて、ほとんどが泣き寝入りしており、
現実には、この数倍から数十倍の乗車拒否が発生していると思われます。

　乗車拒否の他に、どんなクレームがあるんでしょう？

乗客に対する失敬な態度が2,261件、危険な運転が1,823件、目的地まで運転しないが
1,543件、メーターを 使わないが1,100件 ・・・　これらも一度や二度、あるなぁ～　

　

陸運局は苦情のあったタクシーの運転手を 呼び出し、全体の８割超に当たる１万3,247人に対し
罰金を 科したそうです。　罰金は最高で1,000バーツ、日本円で約 3,200 円前後かな。　

バンコク市内のタクシーの評判は、以前から 余り 良くありませんが、世界最大の旅行口コミ情報
サイトであるトリップアドバイザーが、まとめた2013年の 「旅行者による世界の都市調査」 でも

バンコクのタクシーのサービスに対する総合評価は37都市中28位でした。　「タクシーの運転手は
親切だったか？」 という質問では31位で、最下位から数えた方が早い！　これは問題です！

　
　
　でも 日本だって、最近までは 失敬なドライバーや返事もしないドライバーも 結構 いましたよネ。
タクシー会社の指導なんでしょうか？　タイのタクシー・ドライバーだって、乗客が忘れたカバンを
交通情報ラジオなどで呼び掛け 探し当てて返却するなど、真面目なドライバーもいるんですがネ。

指導と言っても、タイのタクシーは、車を 借りてタクシー業を やっているドライバーが、ほとんど
ですから、個人タクシーと一緒です。　それよりも、20年以上も長年 据え置かれたままの初乗り
運賃を　アップしてあげることの方が、乗車拒否やメーター不使用など 大きく減るでしょうねぇ～

　

なんでも物価が騰がっている中で、タイのタクシーの初乗り35バーツ （約110円） は、安過ぎですヨ。　
当ブログでも よく 書きますが、もう そろそろ 初乗りの料金を アップしてやっても良いのではねぇ～

　そう言えば、今月までに スワンナプーム空港にタクシーの乗車管理システムが、導入するという
ニュースが伝わっています。　軍政になってから、より同空港でメーターを 利用しないなど違法な
タクシーを 取り締まるのは良いことなんですが、厳しくするだけでは可哀想な気がしますネ。　

　

同システム、現在は スタッフが受け付け、乗客を タクシーに案内していますが、このシステムを
導入することで人を 配置せず、乗客自ら システムの発券機から出された番号を 元に、タクシーに

乗車することが可能となるようです。　人を 介するシステムは、マフィアが絡んでいるという噂もあり
これらを 厳しく取り締まるそうです。　プラユット議長さん、運賃の値上げも考えてあげて！！　　



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