タイランド オープンに参戦した日本人選手たち (40名ほど) にとって、タイ選手など知らないプロが
多いワンアジア ツアーでしたが、レベルが高く、強い選手がいることを 感じとったでしょうねぇ~
欧州のつわもの揃いもいて、その中で24アンダーという数字で優勝したのは、プラヤド・マークセン
でした。 この1月に47歳になって、JGTO のメンバーでは最年長です。 (藤田寛之が44歳ですネ)
<今年は絶好調な滑り出しのマークセン選手です…>
しかし まずボールを 遠くに飛ばすといった、5、6年前からスタイルは変わりません。 若いプレーが
随所に見られ、まさに “いぶし銀” という感じで、5年前には、日本で3勝を 挙げています。
一昨年は 欧州・アジアンツアーと日本ツアーとの板挟みになって、日程の調整に失敗、昨年は 右肘を
故障し、それぞれ不満足のシーズンでした。 しかし 今年は オフにトレーニングと練習を 積み重ね
タイのローカル戦では すでに 2勝、そして このタイランド オープンで初優勝を 遂げました。
<今年からスリクソンのボールを 使って3勝目!>
同大会は、1965年に第1回が行なわれて以来、伝統と歴史ある格式高い大会です。 彼の地元での
歓喜の日本ツアー4勝目は、タイ・ナショナル オープンでもあり、悲願のタイトルでもありました ・・・
マークセン選手の愛称は「マイ」 ですが マイの大合唱の中、優勝インタビューでマイクを 持たされた
チャンピオンは、照れくさそうに はにかんだ笑顔が ふいに、泣き顔に変わり 大きな目に、見る見る涙が
溜まりました。 「夢にまで見たタイトルだけに嬉しい。 この喜びを タイの国民全員に捧げたい」 と
声を 詰まらせながらのコメントは、つめかけたタイ人ファンに 感動を 与え、涙ぐむ人もいたとか ・・・
<24アンダーの数字が光ります…>
プラヤド・マークセンは、タイのホアヒンで生まれ、家計を 助けるために屋台などのアルバイトに精を
出した幼少時代もありました。 ロイヤル ホアヒンGC でキャディの仕事を 始めたのが、ゴルフとの
出会いでした。 タイではいま欧州ツアーで活躍するトンチャイ・ジェイディが、タイでは国民的英雄
ですが 苦労を 重ねて今の地位を 築き上げた彼も また違った意味で、絶大な人気を 誇ります。
<大会中にも拘らず、気さくにツーショットを してくれます…>
今や彼が乗る車には、パトカーの先導がついてVIP扱いですが、おごり高ぶることもなく、コースでは
スタート直前にもかかわらず、彼に群がるファンのサインにも、常に笑顔で応える姿があります。
マークセンは ・・・ オッと、ちょっと 長くなりますので、明日に続きますネ。
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