「自分たちのツアーで独立した組織を 立ち上げよう」 という機運が高まってきた APGAツアー
(アジアプロゴルフツアー) が、2003年に旗揚げしたのがアジアン ツアーです。 昨日からの続き。
2003年といえば、日本協会でもツアー部門が独立して、JGTOが発足した時期と重なりますネ。
「選手による、選手のための、選手の組織」 という基本コンセプトを 打ち出して、アジアン ツアーは、
プロゴルフツアー国際連盟の正式メンバーにもなりました。 こうなるとAPGAツアーを 育ててきた
プロモーターとしては、心中穏やかではなく、アジアン ツアーと決別する姿勢が鮮明になります。
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すると彼らは、経済力を つけ発言力も増してきた中国と韓国にアプローチ、更に プロは沢山いるものの
試合がほとんどないオーストラリアにも声をかけ、「自分たちのコントロールの元に、アジア地域で大きな
ツアーを 作ろう」 という狙いを 持って、2006年に立ち上げたのがワンアジアツアーでした。
この時点では、中国・韓国・オーストラリア協会がワンアジア ツアー系で、その他の
アジアの国々のゴルフ協会がアジアン ツアー系という図式ができ上がりました ・・・
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ワンアジアは、資金力がありますから、高額賞金やテレビ放映などで選手やスポンサーの引き抜きに
かかれば、アジアンは “ワンアジアの試合に出場したら罰金やら試合への出場停止” という規制で
選手の流出を 食い止めようとして、選手たちに大きな戸惑いを 与えています。
昨年などは、アジアンで年間25試合、ワンアジアで15試合、日本ツアーで2 5試合が開催され、
試合日程も重なる時があり、更に 戸惑いとしわ寄せがアジアの選手たちに来ていたようですヨ。
日本ゴルフツアー機構 (JGTO) のスタンスは、「選手が安心して参加できる試合であれば協力する」
という中立的な立場を 採っているようですネ。 アジアン ツアーの選手が、日本ツアーにも たくさん
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参加していますし、選手が 「ある試合に出場したら、次の試合では出場停止」 といったような不安を
抱えることなく、試合に出場できる環境を 整えていきたというのが、JGTOと考え方のようです。
昨年までも アジアンとは共催で、多くの試合を 開催していますが、今度は昨年から3年間契約で
ワンアジアとインドネシアオープンを 共催する等、両ツアーに対して中立的な立場で対応しています。
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この流れが 「タイランド オープン」 と 「インドネシア プロ選手権」 の誕生となったワケですネ。
膨大な人口を 抱えるアジアが、経済発展に伴って 益々 盛んになるゴルフですから、世界のゴルフ
関係者もアジアに注目しています。 6大ツアーが加盟する国際連盟もワンアジアの中心である中国の
動向に注視していると聞きます。 が、国際連盟あたりが 仲介に入って一つにまとめてほしいですよネ。
今年のアジアン ツアーとワンアジア ツアーの動きに注目です ・・・
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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