タイ保健省が新たに80ほどの場所を全面禁煙ゾーンとすることを決めましたが、一方、大学・役所・
国営企業・空港では、引き続き喫煙エリアが設けられ喫煙が許されます。 昨日からの続きです …
驚きます、こんなことも報道されていました。受刑者の喫煙率が高いことから、タイ矯正局は
13カ所の刑務所で試験的にタバコの販売を止めることにしたというのです。タイの刑務所では
タバコを販売し受刑者が購入できていたんですねぇ~ 知りませんでした。
「喫煙に対して世界で一番甘い」と世界保健機構(WHO)から指摘を受けたことが
ある日本でさえ、1970年(昭和45年)の時点で、差し入れタバコを 喫煙することを
禁止していますので、おそらく世界中どこを探しても「刑務所で喫煙する権利」を
認めている国はないでしょうネ。タイ政府はどうも、やっていることがチグハグです。
タイで禁止されている電子タバコですが、同国も世界的に広く普及し始めていることを察知
しています。またタイで禁止されていることを、知らずに持ち込んで罰則を受ける旅行者も
年々多くなり、7~8カ国の大使館が、旅行者が不利益を被らないよう対策を求めてもいました。
更に タイにあるフィリップモリス社や JT社のメーカーからも合法化を強く求められています。
そんなこんなで、タイ国は合法化に向けて電子タバコに対する課税案の検討を始めたわけですネ。
紙巻きタバコには、希望小売価格に対して最大40%の物品税が課されていますが、電子タバコは
30%程度となる見通しのようです。合法化され販売されるとなるとパッケージはどうなるのかなぁ~
<以前の警告は50%でした>
現在のタイの紙タバコのパッケージの警告表示は、写真と文字で85%と定められています。85%ということは、
パッケージの殆どが警告標示になってしまいます。しかも、とてもグロテスクな画像を貼付していますからネ。
日本でも財務省が、20年の東京オリンピックまでにタバコの規制を強化すると言っています。
パッケージの警告表示も、現在の30%から50%にまで拡大する方針で検討をしているようです。
<日本のタバコなんか、可愛いもんですね>
現在、日本で販売されているタバコには、警告表示として「喫煙は、あなたにとって肺がん
(脳卒中・心筋梗塞・肺気腫)の原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は
肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります」とあります。
今後、喫煙における健康への悪影響について書かれた警告表示の文字の大きさや色を、より
目立つものに変えるとしています。 しかし、WHOは「日本では日本文字だけの50%の
警告表示なんて、タイに較べたら “そんなの甘い、甘い”」 ということなんでしょうネ。
<画像貼付はカナダが最初、今はタイが一番の大きさに>
周知の通り、タイのタバコは手に取ることさえも躊躇してしまうほどです。画像横に「喫煙は肺癌を
引き起こす・喫煙は心臓発作を引き起こす」 … … 等々の文字が並びます。 裏には警告とともに、
火葬場で焼かれる死体の写真が表示され「タバコ = 死」というイメージと恐怖を与えています。
合法化されたら、電子タバコには どのような警告や画像がつくのか興味津々です。
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