プロの世界で、まだ 14歳で優勝経験のあるパチャラ・コンワットマイ選手。 最終日、
前半を2バーディ、2ボギーで折り返しましたが、後半は2つスコアを落として2オーバー
72の通算6アンダーの4位タイで終了しました。 息切れしましたかネ。 非常に残念でした。
石川さんのインタビューの通訳も観たかったんですがねぇ~

<17歳に見えない風格もありました>
漁業関係の仕事を営む父の勧めで9歳の幼少期にゴルフを始め、近年は先輩プロのキラデク・
アフィバーンラト選手からも指導を受けているといいます。 高校では英会話を勉強中と
聞きますが、やはり近い将来 キラデク・アフィバーンラト選手のように欧州ツアーでやる
のでしょうか。 プロに転向して2年の高校生プロは、英語がまだ話せないのであれば、
日本ツアーでやってほしいと思いますがネ。
昨日、彼はフォーティーンから用具の提供を受けており、ドライバーはキャロウェイのレイザーフィットを
使用していると書きましたが、メインスポンサーは 「シンハー・ビール (ブンロート・ブリュワリー社)」 です。

<右にシンハのマークが光ってる>
ほかにも、携帯電話会社や自動車のパーツ会社といったタイ国内の大企業のサポートを受けており、
今回のアジアでの活躍は、さらにスポンサーが増えるでしょう。 ゴルフではアリヤ・ジュタヌガン選手に
次ぐ超有望株の選手となりました。 でも “優勝していたらなぁ~” と返すがえすも残念です!
ちなみに彼は未成年者ですが、シンハ ビール会社は 製造するのはビールだけでなく、
清涼飲料やソフトドリンク・ノンアルコールも生産しているので、ご安心くださいネ。

名前のパチャラはタイ語で 「ダイヤモンド」 を意味するというのは、テレビ放映でも話して
いましたネ。 タイには磨けば輝くダイヤになる多くの原石が転がっている、なんていう人が
いますが、確かにその後に続く若手が ひしめいており、これからも非常に楽しみですヨ。
こうしてタイ・ゴルフの躍進の理由は、いろいろあるんでしょうが、コーチングやテクノロジーの
進歩の影響が大きいようです。 またスウィングを スマホなどで すぐにチェックできるようになり、
いかにも現代っ子に合ったインフラも技術を 向上しやすくなったんでしょう。 ジュニア
強化のプログラムも充実し、試合数も15年前以上から比較したら 随分と増えましたしネ。

<前から世界でアジアでタイのジュニアが大活躍しています>
昔のジュニアは大会も少なく、2日間をパープレーで回れば、優勝できていたレベルでしたが、今は
アンダーを出さないと勝てません。 プロ並みです。 この陰には見返りを求めないシンハビールの
存在があります。 シンハの社長は 「サポートするから宣伝してくれ」 というような姿勢がまったく無く
いつも選手が、のびのびと活躍できる環境づくりに一生懸命で、多くのプロとアマチュアを抱えています。

<トンチャイ・マークセン選手の大御所二人は現役バリバリです>
日本ツアーの先輩としてプラヤド・マークセン選手の存在は大きいですネ。 後輩選手の面倒をよく
みて、O・サタヤ、タンヤコン・クロンパ、ポラニ・チュティチャイ選手らの活躍に繋がっています。
欧米ではトンチャイ・ジェイディ選手が導いてくれています。 それに続いているのが キラデク・
アフィバーンラト、アリヤ・ジュタヌガン選手らです。 先輩が “ルート” を作ってくれていました。
そんなこんなの今までの努力と環境が開花して、タイ人疾風を巻き起こしているんでしょう ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



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