タイの隣国カンボジアの首都・プノンペンに、同国初の日本人学校が開設されましたネ。
5月31日に開校式が開かれたプノンペン日本人学校は、小学部と中学部で構成され、児童・生徒は21人、
教職員は14人のホッカホカの学校です。これで世界各地の日本人学校の数は合計89校になったそうです。
カンボジアでは急速な経済成長や安価な労働力を背景に日本企業の進出が相次いでいます。在留邦人も
2,300人を超え、5年前の倍以上になっています。当然、家族を同伴して赴任する人も増え、関係者の間で
日本人学校設立を求める声が強くなっていました。2013年にカンボジア日本人商工会議所などが日本人
学校の設立準備委員会を設置。14年に文化省の設置認可を受け、今年4月から授業を開始していました。
海外生活において、親御さんにとって一番気にかけることは、お子さんの教育問題でしょうからねぇ~
今年末に構築される予定の「アセアン経済共同体」により、タイの近隣諸国への日系企業の
進出が見込まれての開校なんでしょう。これは「カンボジアでの日本人の生活環境を向上させ、
日本企業によるカンボジアへの投資増加にもつながる」と、カンボジア政府も歓迎のようです。
その隣国タイの日本人学校と言えば、「泰日協会学校(バンコク日本人学校)」ですが、89年前の
1926年創立の盤谷日本尋常小学校を前身としており、世界の中で最も長い歴史をもつ日本人学校です。
現在では、小・中学部合わせて2,900名以上の生徒が在籍し、教職員百数十名以上を擁し、世界有数の
規模を誇る日本人学校でもあります。2009年にはシラチャ校(シラチャ日本人学校)も開校しており、
現在の生徒数は400名近く。同国内で100キロ圏内に二つの日本人学校があるのは珍しいですよねぇ~
まぁ~ それだけタイの在留邦人も増えているんですネ。 外務省がまとめた2014年のタイ
国内の在留邦人数は64,285人となり、2013年の59,270人から5,015人も増えていますもの。
世界の国・地域別で見てみると ・・・ 約129万175人の日本人が世界で生活しています。
1位 米国 41万4,247人(前年比 0.4%増) 2位 中国 13万3,902人(同 0.9%減)
3位 豪州 8万5,083人(同 3.8%増) 4位 英国 6万7,258人(同 0.2%増)
5位がタイの6万4,285人で、前年比8.5%も増えています。
他のアジアの各国・地域を見てみると ・・・ 約23万人の日本人がアジアで生活しています。
韓国3万6,708人、シンガポール3万5,982人、マレーシア2万2,056人、フィリピン1万8,870人、
台湾1万8,592人、インドネシア1万7,893人、ベトナム1万3,547人、インド8,313人、
カンボジア2,270人、ミャンマー1,330人ですから、いかにタイが多いかが分かりますねぇ~
でもこの数字は在国日本大使館に届けている数字ですからネ。 タイでは届けていない人を
入れると8万人とも、10万人いるとも言われています。 凄い数になりました。
これでは日本人学校が二つできることも理解できますよネ。
シラチャ日本人学校の生徒数は、小学部・中学部合わせて、388名(2015年4月現在)です。
100名というのは、2009年設立当初の児童数でしょうね?
バンコクとシラチャの距離は90kmです。
180km圏内というより、100km圏内が妥当では?
http://www.tjas.ac.th/sriracha/index.php
パタヤを 意識して180キロ圏内と書きましたが、確かにシラチャまでは、そんなにありませんね。
直しておきました。これからも宜しくお願いします。