アジアンツアーとの共催試合の2戦目 「レオパレス21 ミャンマー・オープン」 が終了しました。
先週 優勝したプラヤド・マークセン選手と2位のパチャラ・コンワットマイ選手ら
タイ勢が “今週は日本勢に譲ったよ” と、それぞれ61位・50位と沈んでくれたのに …
初日トップの矢野東プロと、三日目トップだった宮里優作プロも6位タイに終わり、アジアンツアーで、
中々 勝てません。 初優勝した豪州のトッド・シノット選手 24歳は、72 69 64 65 の14アンダー。
優作プロは、67 64 71 73 で9アンダーと、最終日の65 と 73 という差が勝因を分けましたネ。

最終日は、優勝へのプレッシャーからか、初日と2日目のようなプレーができず、約1年2か月ぶりの
ツアー4勝目を逃してしまいました。 肝心なところでパットが決まらず、空回りしてしまったようです。
こうして私ら、アジアで生活している日本人ゴルファーは、日本人男子にアジアでも勝ってほしいと、
切に思い応援していますが、バーディ合戦に弱く、特に最終日は それがモロに出るような気がします。
優作プロは アマチュア時代はタイトルを総なめし、プロで3勝している36歳のベテランです。
方やシノット選手はルーキーとして新シーズンに挑み、わずか2戦目での勝利でした。

やっぱり日本人選手は、性格が優し過ぎるんでしょうネ。 ここはという時に力を発揮できません。 日本人
選手は松山英樹プロのように、良い意味での “鈍感力” や “喧嘩力” を身につけなければ、ダメですかネ。
日本ツアーで男女とも、韓国勢が勝てるのもこの辺の性格の違いのように感じますが どうでしょう?
日本だけで観ていると、余り感じないでしょうが、アジアで観ているとそう感じざるを得ません。あと、海外で
戦うと言葉の問題や周囲の雑音に敏感で、それも影響しているのかも。 技術の差ではないように思います。
それならと、昨年のファイナルQTを1位で通過した20歳の新鋭、星野陸也プロが2週連続の
トップ10 フィニッシュを果たして、溜飲を下げる活躍を見せてくれました。 ヤレヤレです。

69 68 72 67 の8アンダーの9位タイでした。 最近、彼のアジアでの強さの理由を知りました。
三日目の72 でずるずると落ちそうになった時も、69と68の日 それぞれ 池に2回ずつ入れてしまった時も、
星野陸也プロの対処法は ネガティブにならず、お気に入りの歌などを頭の中で流しながらプレーすることで
気分をリフレッシュして、ミスを引きずらずに次のホールへ向かうことができるといいます。 20歳なのに
嫌な時ほど嬉しいことを考えようとするというメンタルコントロールが出来ています。 正に鈍感力ですねぇ~

その裏には、両親共に日本人と中国人のハーフだそうで、幼少期に中国に遊びにいくことが多くあり、その経験も
海外で物怖じしない強さに一役買っているようですヨ。 プレーはまだ荒削りという評価ですが、平均300ヤードを
超える飛距離と、この精神面のタフさである喧嘩力と海外での場慣れが、今回の活躍に繋がっているんですネ。
上位を争うなど注目を集める新星の性格を、同じマネジメント事務所で練習を共にする石川遼プロも
高く評価しているとのこと。 技術以上に性格や育った環境など、大事なものがありますねぇ~
松山英樹プロが、ますます 大きな化け物に見えてきました (笑)。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



世界で5本の指に入っているプロってどんな競技でも別次元の選手ではないでしょうか。
化け物ってのは可哀想ですからせめて怪物ぐらいに(笑)
個人的にはスーパースターと言ってます(^。^)
でも怪物より凄い、というイメージで化け物と表現してしまいましたが
確かに化け物というと、違う意味にも取られてしまいますね。
これからは使わないようにします (笑)。
有難うございました。