鉄道ファンが喜ぶ、待ちに待ったタイ国初のモノレール路線「イエローライン」が6月
3日から運賃無料の試運転を一部の駅で行なっています。試運転の運行時間は午前9時~
正午、午後1時~5時まで(10分間隔予定)。完全に開通すれば全長は30.4キロの23駅です。
イエローライン(MRT Yellow Line)は、バンコク都ラープラーオとバンコク南郊の
サムットプラカン県サムロンを結ぶ23駅ですが、全駅の内まずはフアマーク~サムロン間の
13駅のみが供用されるとのことです。イエローラインの管理運営は、タイ都市高速交通局
(Mass Rapid Transit Authority of Thailand: MRTA)と東部バンコクモノレール(EBM)で
担います。 初めてかな? 車両はカナダのボンバルディア製を使用していますネ。
6月3日からの試運転の開通駅(13駅)は ・・・
- フアマーク (エアポートリンクに接続)
フアマークにはエアポートレールリンク駅とタイ国鉄駅もありますが、イエローラインの
フアマーク駅は、二つの駅よりも南側のパタナカーン交差点付近に位置しており、両駅とは
500メートルほど離れている上にスカイウォーク(高架歩道)もないため乗り換えは不便かも。
- クランタン
- シーヌット
- シーナカリン 38
- スワンルアン ラマ9世
- シーウドム
- シーイアム(駐車場棟あり)
- シーラサール
- スーベーリング
- シーダーン
- シーテーパー
- ティパワン
- サムロン(BTSと接続)
ここは、イエローラインのサムロン駅とBTSスクンビット線のサムロン駅がスカイ
ウォークで結ばれていますので、通勤通学の乗り変えに利便性が発揮されますネ。
<サムロン駅のスカイウォーク>
イエローラインの開通により、その沿線上の地価が着々と上昇を続け始めているようですヨ。
中でも「サムロン駅」周辺は顕著になるだろうと、大手不動産会社は話しています。 また、
イエローライン沿線には、今後10年間で かなりのコンドミニアムが建設されそうです。
全線が開通すれば、今まで車しか行きづらい場所や旅行者が行きにくい場所でも、アクセスが
良くなり、探索や散策、買い物などもし易くなりますよ、きっと。この23駅には、8カ所の
ショッピングモールと一つの大型ナイトマーケットがあり、また大きな自然公園や二つの
スポーツ スタジアムにも簡単にアクセスが可能となり、見所がたくさん生まれそうです。
それらを少しずつ触れて行きたいと思います。イエローラインの開通は、行けなかった場所にも
アクセスが可能となり、ゴルフ場も電車で行けるコースも出て来るでしょう。 お楽しみに!!
もうイエローラインに乗られましたか?
モノレールという事で乗り心地やスピード感教えてほしいです。