22日のタイ国においてのコロナウイルスの新規感染者数の国内感染は、1,470人(バンコク都
446人)。 相変わらず増え続け累計感染者数も4万8千人を超え、死者数117人と増しています。
一昨日、当ブログにて7月1日よりプーケット県独自の体制づくりが先行して進んでいる話を
したばかり。ですが、同件を進めているタイ観光・スポーツ省は、こうして新規感染者が増えて
いることもあり、スケジュールを振り出しにすると発表しました。 残念ですねぇ~
もう一つの要因は、どうやらワクチン供給不足のようです。 プーケット県ではすでに
10万人分のワクチンを確保、更に6月までに集団免疫を獲得するために人口の70%に
当たる約90万人分の追加接種を行なう準備をして来ました。しかし、タイ国内で多くの
地域で感染者数が急増してきたため、一つの地域にのみワクチンを大量に割り当てる事は
難しいということになったようです。 現在は計画が中断された状況だといいます。
政府としても、このプーケット島をモデルケースにして10月1日より外国人観光客の受入を
考慮していましたが、これも出来なくなってしまいました。自由に行き来できるのは来年に
持ち越されそうです(悲)。ワクチン接種が済んでいる国同士の往来を可能とする「サンド
ボックス」というモデルも考えていたようですが、これも時期を見直すことになりました。
日本もワクチンの確保に苦戦しているようですが、タイも決して速いほうではありません。
タイ政府がこれまでに調達した新型コロナワクチンは中国のシノバック200万回分、英国の
アストラゼネカ11万7000回分です。2月28日にシノバック、3月16日にアストラゼネカの
ワクチンの接種を開始しています。4月21日までにワクチン接種を受けた人は86万4,840人
(1回接種が74万6,617人、2回が11万8,223人)ですので、まだまだ足りませんネ。
<ロシアのスプートニクV>
アヌティン副首相兼保健相は昨日、米国製薬大手ファイザー社との話し合いで、ワクチン
1,000万回分を供給される用意があることを公表しています。さらにロシア製の新型コロナ
ウイルスワクチン「スプートニクV」についても、ロシア政府と合意したと発表しました。
ファイザーの供給時期とスプートニクVの時期、数量などは明らかになっていません。やはり
タイ国においても、自由に行き来できるようになるにはワクチン接種の情況次第ですネ。
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