マリオット クイーズパークホテルが7月再オープンのため、準備に入っていること、23日に
書きました。26日、 タイ エアアジアも7月中に国内線全路線を再開すると発表されました。
国内の飛行機とホテルの再稼働は、海外からの渡航者の受け入れ準備とも言えるでしょう。
国内感染者はゼロが続き、タイ国内は7月中には あらゆる生活環境が戻りつつあります。
バンコク・ドンムアン空港を拠点とするタイ エアアジアもコロナ禍によって、7月までに
観光再開の兆候が見られなければ、人員削減や保有機材も縮小させ、事業規模の縮小を
行なわざるを得ない、他社のLCCとの合併を検討している 等々が報じられていました。
それが、2カ月待って全路線の再開となりました。チェンマイ-ハジャイ、チェンマイ-パタヤ
(ウタパオ)、ハジャイ-パタヤ(ウタパオ)、コンケーン-パタヤ(ウタパオ)などの路線も
含め全25路線で、一日68往復です。やはり航空会社が動き出さないとお国も活性しませんヨ。
以前はタイの国内海外で、LCC(格安航空会社)が7社運航していましたが、コロナ後では
3社で十分との見解もあるようです。そんな最中、タイのノックエアとシンガポールの格安
航空スクートのタイの合弁会社「ノックスクート」が、会社を清算するとの発表がありました。
もともと赤字経営が続く中、新型コロナウイルス感染症で全面運休に追い込まれ、経営再建が
困難と判断したよう。従業員は清算手続きに関わる一部を除き、既に425人を解雇しています。
<ノックスクート航空>
2019年は売上高が前年比72.1億バーツ(約249憶円)の23.7%増となりましたが、、営業損益が
13.5億バーツ(約47憶円)の赤字でした。旅客数も36.7%増の159万人でしたが、格安のために
年間最低200万人の需要が必要と言われていました。バンコクを拠点に、成田・関西・南京・
天津・台北などに定期便を運航していましたが、競争激化で苦しい経営が続いてたようです。
ノックスクートは14年に運航を開始して僅か5年で解散でした。LCCは元々、低コストで
やってきており、“一つの事故などの有事があれば危ない” なんて、言われて来ました。
やはり、懸念されていたLCC航空の乱立が招いた倒産と言える部分もあるんでしょうネ。
コロナ禍によりドイツの大手であるルフトハンザ航空でさえ、新型コロナウイルスによる
航空需要低迷で2万2千人の従業員が余剰になると、大改革に乗り出しています。各国の
大手航空会社でも厳しい立場に置かれているだけに、LCC各社は 尚のこと大変でしょう。
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