ドリアンが本当に美味しいのは、熟して木から自然落下したものが一番と ・・・
生産されているのは東南アジア・南アジアですが、タイが世界一の生産国ですネ。
昨日からの続きです ・・・
ドリアンはタイ国の顔の一部にもなっていますが、原産地はマレーシア・インドネシアで、
英語でDurianと書き、タイ人の発音はトゥリアンって、言うのかな? ドリ はマレー語で
「トゲ」という意味ですかネ。 確かにドリアンの表面はトゲだらけですもんネ・・・
ドリアンの木の下なんか歩けません、落ちてきたら大怪我どころか、子供なんて死んでしまいます。
木の高さが10~30メートルに成長し、果実は人の頭ほどの大きさになり、重さは1~5キロにも …
ただ 熟すと自然落下しますが、この自然落下したドリアンが一番美味しいとは、余りにも危険!
危険で不思議な果物です。 中国人の間で「女房を質に入れてもドリアンを」なんて、言い伝えが
ありますが、タイでは何年か前、ドリアンを好きな中学2年生の少女が、ドリアンを食べたいのに
買って貰えず、首を吊って自殺したなんて事故も起きています。 世間を騒がせた本当の話です。
そのドリアン、バンコクの少し北西に隣接するノンタブリ県の土壌は、甘くてネットリした
最高品質のドリアンを生み出すんだそうです。量としては、パタヤの先のラヨーンの東に
位置するチャンタブリ県が、全国の50%を生産するタイで最も大きな産地となります。
体の機能を維持するために欠かせないミネラル(マグネシウム・リン・銅)が豊富で、血液を作り
貧血予防に役立つ葉酸や、代謝を促進し血行をよくし冷え性を和らげるナイアシンも多く含まれ、
エネルギー変換に必要なビタミンB1、細胞の再生を促進するビタミンB2、と栄養素いっぱいのようです。
ニオイが強烈ですので女性も嫌いますが、実は女性の体にとって最高な果実なんですよネ。そう、
高血圧予防に効果があるカリウムも多く含まれていると聞きます。ですので 高カロリーの為
すでに病気を患っている方は、食べる前にお医者さんに相談しろ、とよく言われます。
ドリアン好きに言わせると、スイカのように棒で叩いて熟しているか見極めるそうですが、
未熟だと詰まった音がし、熟すと肉が縮むので内部に響くと言います。匂いが苦手な人には、
完熟する前の果肉が、まだ 固めのものを選ぶといいと。手でつかんで指が入り込まないような
固さの物が、好い香りで美味しいと言っていました。王様だけに食べられ方もうるさいですネ(笑)。
今では、一年中食べられるようになりましたが、味や価格で言えば やっぱり 旬の物に適いません。
もし今の時期、訪タイの予定がある方、苦手な方も この季節に是非トライして頂きたいものです。
でも 最初の味が肝心です。運悪く出来損ないに当ると「何が美味しいんだ!」ということで、
二度とドリアンを 食べる気が起きなくなるでしょうから… 初めて トライするに無難なのは、
スーパーなどで売られている切り身のパックが良いかもネ・・・
固さの物が、好い香りで美味しいと言っていました
ドリアンが本当に美味しいのは、熟して木から自然落下したものが一番
どちらが本当?
私も大好きです
品種で匂いがキツイ少ない物と有りますけど
特に臭いの強いのが好きです
クサヤ、臭豆腐も大好きです
ラヨーンの街道筋に大きなドリアンのオブジェがある大きな市場がありますがそこに集まるのは生産農家が
作ったものなのでそれなりに農薬を使っています
先月チャン島に行った時に
島の中のあちこちの道端でドリアンだけ積んで売っていました
無農薬で作っているとのことで
ドリアン大好きの彼女は早速購入
完熟しているので実は黄色で柔らか
ラヨーンの市場のものとは明らかに違いました
今まで食べた中で一番美味しかったドリアンでした
これを屋台で販売するので、実はぐちゃぐちゃで臭いが強烈なので日本人には不向きです。確かマレーシアやインドネシアでは落下する前に収穫すると翌年実が成らなくなるとの迷信があります。
そのマレーシア人でもタイのドリアンのモントーンが美味しいと人気があるようです。
尚、マレーシアでは品種改良が盛んで、最近はD24が最高級らしいです。
タイの人も、食べ頃はいろいろあるようですよ。
もうタイで食べ較べるしかありませんね。
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