タイでゴルフ友達になりましょ。

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それでもソンクラーンです!

2010年04月14日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 “微笑みの国タイ” が、 “しかめっ面のタイ” に、なってしたったタイランド!

東南アジア諸国連合(ASEAN)の盟主として政治的安定を誇ったタイのイメージは、完全に崩れつつあり、
今回の事態に、内政不干渉を原則としている各国も懸念を表明… 早期解決を促しているようです。
東南アジアのリーダー タイランド! どうした? いつ  “微笑みの国タイ” に戻れるの?

 昨日のスクンビット通りの水かけを観ていても、心なしか静かな水のかけ合いに感じました。 
でも 水鉄砲で水をかけ合っているのを見ていると、どうしても赤色シャツと黄色シャツの対立に
見えてしまいます。(笑) こんなことを言って、折角のおめでたいソンクラーンなのにねぇ~  

 
        <ホースはいけません、違反でしょ?>

 タイのお正月、ソンクラーンは 「水掛け祭り」 とも称され、本来の意味合いは 「豊作のための
雨乞い」 の儀式の一つでもありました。 ですので たくさんの水を掛けられれば、掛けられた
分だけ その年に良いことがあると言われています・・・

 処で、雨の恵みと豊作を祈る水掛けの起源はいろいろあるようですが、神話上 蛇が 「海上で水遊びを
すると雨が降る」 と言う由来から、農民達も 「耕作期に十分に雨が降りますように」 と願い、人間同士で
「水を掛けあい、歌い、踊って、遊んで」 と、大騒ぎするようになったそうです。

華人が移住するずっと前からのお祭りで、タイだけでなく小乗仏教と農業国という共通点があるラオスや
カンボジア、ミャンマーでも行われており、如何に古くからの行事であるか理解できますネ。 農業と水は
密接に関係していますので、水を大切にする祈りの儀式や祭りごとが、他にも多くあるようですヨ。

  
<仏像に水をかけるタイ人>

 また ソンクラーンでは初日に仏像を洗う儀式と習慣があります… 仏像を洗った後、目上の人に対して
敬意を表すために、手のひらによい香りのする水を注ぎ、タオルや入浴に必要なものを贈るという習慣も
あるそうです。 水を掛け合う、にも昔から深~い意味があるワケですね。 

仏像を洗うのと同じく、体をきれいにする行為は、宗教的なものであり一日に何回ものシャワーを浴びる
タイ人の習慣もよく理解できます・・・ この時期になると、スーパーの入り口に、水掛け用の仏像と
お水が用意されています。 そう言えば、エンポリアム デパートなどの入り口にも置かれていますよネ。 

   
<まずは、おじいちゃんに>

 かつては、金属の器に入れた水を 道行く人の肩にコップで少しだけ掛けたり、本来は、知人同士が声を
掛け合ってから静かに少量の水を掛けるのが慣わしで、厳粛なものだった、と聞きます。 それが今では、
時代と共に過激さを増して、水鉄砲やら、パウダーまで塗り合う等、意味不明なものに・・・ (笑)

お目出度いお祭りですから、楽しむ人達が水を掛け合って喜ぶのは構いませんが、嫌がる人にまで
特に外国人に悪ふざけするのはいけませんネ。 真剣に怒っている欧米人もいました、っけ。(笑)

 まぁ~ その年に良いことが 沢山あると云うなら、 “しかめっ面” にならないで、
“微笑み” ながら いくらでも水を掛けて貰いましょうヨ。  



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1 コメント

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これもタイですね (タカ)
2010-04-14 07:30:36
昨日までの所謂殺戮と呼んでもいい状況から、今日は楽しく水掛け・・・・・・
亡くなられた方々は、何故死ななければならなかったのか、外地の事とはいえ、理不尽な思いでいっぱいです。
しかしこれもタイなのですね。
亡くなられた方々のご冥福を祈りながら、これ以上犠牲者が出ないことを願ってます。
訪タイは変更しないことに決定しました。
日程調整をし、事件現場に花を供えて来たいと思ってます。
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