ワタクシが思う 「タイの七不思議」 の中に、若い人が車を持っていることもその内の一つでした。
タイの初任給やら最低賃金やら、諸物価を鑑みた場合、どうして日本の3倍も4倍もする車を持てるの?
渋滞が当たり前になったバンコク市を覗きながら、タビタビそんな疑問を自身に投げかけています。(笑)
廉価なピックアップ・トラックだって50万バーツ(約150万円)前後します。日本で働いてきたワタシの
感覚では「飲まず食わずで何年」も働けなければならない計算となります、 家が一軒建っちゃうよ・・・
アッ、 ちょっと待って! そうか、日本で若い時に家やマンションを購入する感覚かな? と思いました。
やはり そのようです。日本では家か車かと聞かれれば家ですよネ、タイでは車が優先されるようです。
口の悪い人に云わせれば、タイ人は見栄っ張りな所があって車を持っていることが一つのステータス
シンボルになるんだとか。お金持ちに見られたい、見られる、これが結構 重要な事のようですヨ。
その上スカイトレインや地下鉄が走り出したばかりの車社会ですから尚更ですネ。いくら渋滞になっても
車通勤するのは 「その見栄っ張り」 が大きく影響しているんだとか・・・ そんなもんですかネ。
そう云えば、こんな私立アサンプション大学のアンケート調査がありました。
タイ17県内の18歳以上4,102名を対象に(09年7月)「借金の実態」 調査で<借金あり>と答えたのは
54.5%で、その平均額は304,800バーツだそうです。20歳代の一般的なサラリーマンの収入は、1万バーツ
~2万バーツかと思いますが、その層で15万バーツ~20万バーツほどの借金があるとか・・・
その借金の内訳は殆ど車のようです・・・ 正に「家より車優先」 を実感するアンケート調査ですネ。
また タイ統計局による08年世帯当たりの全国平均支出額調査(対象5万2000世帯)で、平均
15,942 バーツの内訳でも食費34.2%、車関連19.3%と続き、教育費や 住居費より上ですモンね。
(現在 1バーツは2.8円として計算して下さい)
そんな、こんなの事情の上、タイの人口の約1割前後がバンコク市とその近郊の人口(約650万人)に
なりますが、その殆どの世帯当たりの収入が、全国を上回るワケですから バンコクに車を購入できる人も
多くなるワケです。市内だけを見るに若者が車を持っているというイメージになるのでしょう・・・
バンコク市で車を持っている若い人達を見ると、つい裕福な国だなぁ~と錯覚しがちです。
バンコクだけを見てタイ全体を判断してもいけませんし、タイ全体を見てバンコクを語ってもいけません。
若い人が車を持っていると云っても、タイ全体から見ると少数の人で、しかも実態は借金地獄?・・・
バンコク市は大都会で別格です。七不思議が一つ解決しました、納得です!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
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渋滞が当たり前になったバンコク市を覗きながら、タビタビそんな疑問を自身に投げかけています。(笑)
廉価なピックアップ・トラックだって50万バーツ(約150万円)前後します。日本で働いてきたワタシの
感覚では「飲まず食わずで何年」も働けなければならない計算となります、 家が一軒建っちゃうよ・・・
アッ、 ちょっと待って! そうか、日本で若い時に家やマンションを購入する感覚かな? と思いました。
やはり そのようです。日本では家か車かと聞かれれば家ですよネ、タイでは車が優先されるようです。
口の悪い人に云わせれば、タイ人は見栄っ張りな所があって車を持っていることが一つのステータス
シンボルになるんだとか。お金持ちに見られたい、見られる、これが結構 重要な事のようですヨ。
その上スカイトレインや地下鉄が走り出したばかりの車社会ですから尚更ですネ。いくら渋滞になっても
車通勤するのは 「その見栄っ張り」 が大きく影響しているんだとか・・・ そんなもんですかネ。
そう云えば、こんな私立アサンプション大学のアンケート調査がありました。
タイ17県内の18歳以上4,102名を対象に(09年7月)「借金の実態」 調査で<借金あり>と答えたのは
54.5%で、その平均額は304,800バーツだそうです。20歳代の一般的なサラリーマンの収入は、1万バーツ
~2万バーツかと思いますが、その層で15万バーツ~20万バーツほどの借金があるとか・・・
その借金の内訳は殆ど車のようです・・・ 正に「家より車優先」 を実感するアンケート調査ですネ。
また タイ統計局による08年世帯当たりの全国平均支出額調査(対象5万2000世帯)で、平均
15,942 バーツの内訳でも食費34.2%、車関連19.3%と続き、教育費や 住居費より上ですモンね。
(現在 1バーツは2.8円として計算して下さい)
そんな、こんなの事情の上、タイの人口の約1割前後がバンコク市とその近郊の人口(約650万人)に
なりますが、その殆どの世帯当たりの収入が、全国を上回るワケですから バンコクに車を購入できる人も
多くなるワケです。市内だけを見るに若者が車を持っているというイメージになるのでしょう・・・
バンコク市で車を持っている若い人達を見ると、つい裕福な国だなぁ~と錯覚しがちです。
バンコクだけを見てタイ全体を判断してもいけませんし、タイ全体を見てバンコクを語ってもいけません。
若い人が車を持っていると云っても、タイ全体から見ると少数の人で、しかも実態は借金地獄?・・・
バンコク市は大都会で別格です。七不思議が一つ解決しました、納得です!
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タイの自動車普及に大きな役割を果たしたのは、TOYOTAとHONDAの東南アジア仕様車でしょう。
輸入車は高くて手が届きませんでしたが、TOYOTAのセルーナ(VIOS)、HONDAのCITYは60万B 170万円と中産階層にも月賦なら手が届く水準になりました。
5年ローンなら毎月1万Bの支払いで自動車が持てるようになりました。
しかし、昨年以降は、クレジットの審査が厳しくなり、ローンでの購入が減少しています。
タイでは乗用車の販売台数1位はトヨタで、2位はホンダです。
1トンピックアップもトヨタが1位で、2位はいすゞです。
まさにタイは日系メーカーの金城湯池です。
タイ、バンコクで若者が自動車を保有できる理由は、富裕層の親が子供に買い与えるケースが多いのも1要因でしょう。