「来年も職がある。無職にならなくて本当に良かった」 ・・・ と、胸をなでおろしながら、
そうコメントしたのはファイナルQTで通算6アンダー・6位に入った三浦桃香プロ(19)でした。
8月8日に始まっていますからファーストQTから参戦していたら丸約4カ月かかったことになる
ファイナルQT最終日が、昨日終了しました。長かった来季の出場権をかけた戦いも終わりましたネ。
昨季のQTでは33位までに入った選手に 前半戦すべての出場権が降りてきたので、今年のQTでその
ラインに入るか、入らないかは、大きな違いです。それこそ、職があるか無職になるかですからネ。
ファイナルQTは兵庫県の東急グランドオークGCで行なわれていましたが、応援しているタイの
O・サタヤ選手は、4オーバー(73・73・70・76の292)の71位でした。三日目に70を出して
順位を上げましたが、最終日が一番 悪かったですネ。 ボーダーライン36位を見ると
そのスコアは1アンダーです。 やはりアンダーで回らなければ、最低線は守れません。
残念ですが、来季は昨年同様 ステップアップツアーから這い上げるしかありません。
今回のQTに参戦してファイナルまで戦ったタイからの選手は、サタヤ選手の他に77位の
スパマス・サンチャン、88位 ブッサバコン・スカパン、89位 ポラニ・チュティチャイ選手
らでした。来季は、タイの女子選手で誰も出場できるプロ選手がいないのは寂しいですねぇ~
<堀琴音プロ、今度は人生が終わったとコメント>
同じく、実績も知名度のある諸見里しのぶ(68位)、西山ゆかり(76位)、川岸史果(79位)、松森彩夏
(81位)、堀琴音(83位)、服部真夕(97位)プロらは下位に沈み、来季出場権の獲得は叶いませんでした。
一方、サバイバルに懸けて生き残った選手は、トータル9アンダーまでスコアを伸ばした
原江里菜プロが単独トップで通過を果たしました。やはり優勝経験のある前田陽子(3位)、
吉田弓美子(11位)、表純子(22位)、宮里美香(27位)、辻 梨恵(29位)、
金田久美子プロ(35位)らが、来季 前半戦の試合に出場できるでしょう。
<原江里菜プロ、ホッとしているでしょう>
今年の実績で見ると、来季の前半戦出場権は上位33人から36人くらいまでに与えられるのかな。
順位がタイの場合は「第4ラウンドのスコア → 第3ラウンドのスコア → 第2ラウンドの
スコア → 第4ラウンドの18番ホールからのカウントバック」により順位決定となるそうです。
ここでも1打、1打が とても大切です。
<三浦桃香プロ>
冒頭の三浦桃香プロは、今季はQTランク34位の資格などで33試合に出場し、19歳の美人
プロと話題を振り撒いていました。が、後半は7月のプロテストに落ち自信を喪失してしまい、
7試合連続予選落ちするなど、8月から長い苦戦が続き、賞金ランクは81位に沈みました。
QTへは、背水の陣でセカンドから挑みました。サードQTを通過しなければ主催者推薦も貰えず、
下部ツアーにも出場できません。 しかし、その重圧をはねのけ、見事 QT6位に入りました。
プロの選手はみんな、こうして戦っています。 私、本当にプロにならなくて良かったと思う。
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2019年の日本女子ツアーからはタイ人女子プロが事実上消滅しましたが、米国女子ツアーではタイ人女子プロが一大勢力を誇っています。
男子ツアーの場合は米国と日本では賞金差が4倍以上ありますが、女子ツアーの場合は、日米とも大差はありません。
タイ人にとって、日本は米国に比べて地理的に圧倒的に近く、食事面も馴染みやすいのに、なぜ、タイ人女子プロは日本を素通りして米国ツアーに参戦するのでしょうか?
仰る通りですが、タイ人女子が米国へ行くのは、言葉の問題が大きいんでしょうね。
幼少の頃からゴルフをやる子は、英語も出来る子が多いのと、ジュニアの大会は欧米に行っていた関係もあって、欧米の方がやりやすいのでしょう。