タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの医療観光とは?

2010年10月31日 | タイの名所、名物、料理
  
 在タイの知人のご夫婦が、バンコクへ医療観光で来られると聞きました。 

へぇ~ と、思いました・・・ が、日本の健康保険制度は世界でも評価が高いんですが、どうやら保険が
きかない医療のようです。 今や20万人を超える日本人が医療サービスを求めて訪タイしているとか…
これは国別にみると最も多い数字だそうで、中には整形手術や性転換手術の為に来る人もいるんでしょう。

フィリピンやインドネシア、ベトナムが医療や福祉分野の人材の送り出しに熱心であるのに対し、タイ政府は
アジアにおける医療の中心地としての戦略をとり、世界中の人に来てもらうことに力を入れています。

 

タイへの医療観光客は、年々増えて01年に50万人、07年には100万人に倍増、今年は既に 200万人を
超えているんだそうです。 とは言え、タイの医療観光は、日本で余り知られていないかもしれませんネ。

医療観光客数はシンガポールが第一位ですが、医療技術ではシンガポールに及ばなくとも、タイは
ビーチ海岸や森林など観光資源に恵まれ、ゴルフ場や歴史に残る古都・寺院など観光インフラも

整備されていることから 医療と観光を組合わせた医療ツーリズムの利点が大きいと思います。 
いずれシンガポールを追い抜くでしょう…

そう、そう あとタイは、伝統的なタイマッサージやスパといった 「癒やし」 を 提供できる武器を
持っていますので、医療とこの 「癒やし」 を組み合わせたら、これまた タイの特徴大ですモノね。

 

 これを意識してか、民間レベルの企業でもスパセラピーを念頭に置いた模索が続けられており、また、
スパセラピー、タイマッサージともに資格化・専門職化などの制度整備も進められています。 提供する

サービスの標準化や、自由貿易協定 (FTA) などに伴うマッサージ師、セラピストの海外送り出しも
意識しているようです。 今や 日本なんかは タイマッサージは、どこにでもありますから最適でしょう。

これに加えて、先進国並みの医療水準と、先進国よりも医療費の安さ、タイ人医師のホスピタリティーと
バンコクの主幹病院にヘリポートをつくり、初めての東南アジアからの患者輸送サービスを始めるなど
至れり尽くせりのサービスも万全だそうです。 国を挙げて民間病院のサポートもしていますしネ。

 

日本でも、大手旅行社が医療検診や治療をタイで受ける 「医療ツーリズム」 の企画がスタートした、と
聞きますから、これには日本とタイの思惑がピッタリ合い、これは非常に楽しみです!

医療観光としては、デンタル・レーシック・人間ドック・肥満治療・整体などに注力するようですヨ。
日本で保険のきかない医療が多いのかな? 確かに 日本を最初にターゲットにしても良いですよネ・・・

医療観光が増えれば、観光客の平均滞在日数が伸びて、ホテル・レストランなども万々歳です。 
タイの医療観光、今後に注目です。  



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
医療観光 (さんた)
2010-10-31 11:20:39
今 日本でも外国の富裕層に的を絞った医療観光を考えているようですね でも 私が不審に思うのは ただでさえ日本は医師の数が足りなくて、患者は外来でも長時間待たされるのは常識です それに 外国の患者を受け入れるとはどういう考えなんでしょうね(病院は事由診療で事由に医療費を設定できるメリットはあるでしょうが)

 私自身は、タイでのいわゆる人間ドック検診に関心があります 日本では 自治体の補助があってもかなり高額です
返信する
Unknown (ジャック)
2010-10-31 18:14:46
はじめまして。日本で病院経営(こじんまりとですが・・・)をしています。
私自身は8年ほど前から年に1~2回渡タイ時にヘルスチェックを行っています。タイでは富裕層向けの病院と一般の方が行く病院とはっきりしていますよね。また、日本のように健康保険の枠内で提供されている制限された医療ではなく、患者各がそれぞれ必要な質の高い医療を受けられるのも良い点かと思います。
現地の通貨価値から考えると、相当高額ではありますが、日本で支払う金額2倍弱ですので、日本で形式的なチェックをするよりは良いと思っています。待つこともなく専属のナースとセクレタリが付き、大変快適です。
美容に関してはピンキリな部分もあり、医療事故等の発生等が気になるところです。単にコスト面を理由としたツアー参加はどうなのかなと思うところではあります。
しかしながら日本と比べ医療サービスのスタートが遅かった分、良いところ悪いところを見極めたタイという国に合った医療制度なのかなと思います。

余談ですが・・・・
日本でもすでに一部の病院経営者財源の枯渇した健康保険ベースの医療制度に見切りをつけている節があり、今後はタイと同じように患者の区別が目に見えるようになるかと思われます。
日本人外国人というよりもお金が払えるか払えないかという部分での区分けかとでしょうか。私の知っているだけでも都心および近郊に富裕層のみを対象とし、一般患者お断りの施設が数カ所あります。日本人のマインド的にあからさまに行うと批判の対象になる可能性もあるためか、おごそかに運営されているようですが、今後、経済格差等がより明確になってくるとはっきり目立ってくると思われます。
医療観光という言葉が日本でもオーソライズされてきておりますが、逆を返すと発展途上国といわれてきた国々にキャッチアップされて来たという証のような気もし、なかなか複雑な気持ちではあります。
返信する
興味津々 (横浜人)
2010-10-31 19:26:35
はじめまして、横浜に住んでいる者です。
私ら夫婦と仲間たちで、自分達に合う医療 且つ 観光が出来る国をチェックしている所に
このブログに出会いました。みんな65歳以上ですが、誰でもどこかに治療したい持病のような
ものを持っています。
海外旅行をしながら治療ができれば最高です。
これからも医療観光について、詳しく知りたいと思いますので、教えて下さい。
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