あぁ~ なんと言う皮肉な現象と現実・・・
政府筋が発表した、第一四半期 (1月~3月) の国内総生産(GDP)伸び率が、15年ぶりで前年同期比
12.0%の高い数字だったようですヨ・・・ 世界経済の回復に伴う、電子、電気、自動車などの輸出拡大、
観光業、国内消費、投資の拡大が要因だそうな・・・ あぁ~ それな~のに、それなのに~ ♪
折角 景気も含めてタイは上昇気流でしたのにねぇ~ 第二四半期のGDPは、今回のタクシン派の
デモ隊騒乱と暴動で大きな反動がくるでしょうから、今後 出てくる数字がホント怖いですよぅ~
<嬉しい、嬉しい、お友達との再会です>
バンコク都心部で 二カ月余り続いた反政府集会によって、大半の学校で延期されていた新学期が、
一週間遅れで ようやく 始まりました。 銃撃戦が起きたサトーン地区などの学校には朝から子供達が
笑顔で登校してきた、なんてニュースが流れていました。 ヤレヤレです。
唯 タイ政府は、タクシン派が再びデモなどを起こす可能性がある、と 「夜間外出禁止令」 を7日間
延長しましたネ。 混乱を起こする者がいる、という情報を得ているとか・・・
まあぁ~ 用心に用心を重ねることは良いこと、23時から04時ですから市民には、余り影響はないでしょう。
処で、今回のタクシン派と政府とのぶつかり合いで、これほど “真の民主主義” が叫ばれたことは
ないですネ。 政府は 「タイは民主主義国家が確立している」 と言えば、反タクシン派は 「選挙も
していない現政権は真の民主主義と言えない」と… でも各層に政治意識が高まったことは良いことです。
<真の民主主義を求めて・・・>
昨年でしたか、英経済誌エコノミスト(EIU)が、世界167カ国の民主主義の状況を評価した
「民主主義指数」 では タイは54位で、 「欠陥のある民主主義」 と評価されたことを思い出します。
なんでも その指数は、選挙方法、市民の自由、政府の機能、政治参加、政治文化から割り出し、各国の
政体を 「完全な民主主義」「欠陥のある民主主義」 「複合政権」「独裁政権」 の4つに分けられるとか…
「完全な民主主義」 は30カ国で、アジアでは日本(17位)と韓国(28位)だけでした。 他のアジアは?
<167カ国中、タイは54位>
「欠陥のある民主主義」 は50カ国で、台湾(33位)、インド(35位)、マレーシア(68位)、など…
「複合政権」 は36カ国で、シンガポール(82位)、香港(84位)、カンボジア(102位)、ロシア(107位)など
中国(136位)、ベトナム(149位)は「独裁政権」と分類され、ミャンマーは163位、最下位は北朝鮮でした。
因みに、最も民主主義が進んでいるとされたのはスウェーデンで、上位10カ国のうち8カ国を欧州諸国が
占め、米国は18位、英国は21位でした・・・ こうして見ると、タイは167カ国の中で54位、決して
悪い順位ではありませんでした。 さて、これから この順位がどうなるか、興味のあるところです。
解散をして選挙をすれば、タイ式民主主義から “真の民主主義” になるのでしょうか?
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