2006年からスタートした「ホンダ LPGA」において、タイ人による最初の勝者には、三人の内
誰がなっても嬉しいはず。けどタイの人達、どうせなるならゴルフ界や同大会を引っ張って来た
アリヤ・ジュタヌガーン選手になって欲しかったでしょうネ。 昨日からの続きです。
<アリヤ選手の優勝はホンダ関係者も大喜びでしょう>
アッタヤ・ティティクル選手は、最終18番で完璧なティショットを放った後、雷に中断を
一時間余儀されました。再開後のセカンドショットはグリーンをオーバー、アプローチも
微妙に寄らず、バーディパットも外し、悔しい逆転負けとなってしまいました。
彼女も序盤から抜群のショットと安定したパッティングでスコアを伸ばし、10番を終えて
22アンダーと単独トップをキープしていました。その後も安定感のあるプレーで、優勝が
<アッタヤ選手、痛恨の3パットが ・・・>
見えてきた矢先の17番でまさかの3パットのボギーで2位に後退してしまいます。ゴルフの
神様は、このパットと雷の中断を仕掛け、アリヤ選手に勝利を導いたのかも知れません。
抜群のプレーを披露し三日目まで首位を守ってきたパティ・タバタナキット選手は、完全
優勝を意識してしまったのか、ショット・パッテイングとも いつものキレがなく 12番の
<パティ選手、まさかのダブルボギー>
ダブルボギーで後退してしまいました。プレーに せっかちな動きが目立ちました。それでも
17番・18番でバーディを取り戻し結果、20アンダーの3位タイに留まり、立派でしたネ。
タイ国からは推薦選手を含め10人が出場しましたが、20位タイ以内に入ったのは上述の3名の他、
最終日にアリヤ選手同様9アンダーと伸ばしたパカリー・アナントナリカン選手の15アンダー
13位タイ、そして姉のモリヤ・ジュタヌガーン選手の13アンダー17位タイの計5人でした。
<10人の選手たち、ど真ん中がパカリー選手>
パカリー選手も2019年にプロに転向した21歳で、すでに米国で戦っています。こうして
実力あるタイ人女子はプロに転向すると、主に米国を戦いの場にして技術を磨いています。
ジュタヌガーン姉妹やパティ・タバタナキット選手らのようにジュニア時代から米国に渡って
いる選手もいます。 今年も十数名のタイ人女子プロやジュニアが欧米で力をつけています。
<ようやく来日したヌック・スカパン選手>
日本でプレーしているS.ランクン選手(21)や「ブリヂストンレディス(5月21日)」から
出場するヌック・スカパン選手(23)のように、日本でのプレーを望む選手は、少ないですネ。
ところで「ホンダ LPGA 20 21」での日本勢は、上原彩子、河本結プロの12アンダー23位
タイ、畑岡奈紗プロは10アンダー31位タイ、渋野日向子プロは9アンダー34位タイでした。
<アリヤ選手、ホンダで勝てて本当に良かった>
ちょっと残念な結果で終わりました。地の利があったとしても、タイ人との力の差は歴然でした。
米国ツアーにおいてタイの女子勢は、そのうち 韓国女子勢を追い抜く日が来るかもしれません。
その先頭を走っているのがアリヤ・ジュタヌガーン選手です。ホンダでの初優勝、おめでとう!!
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