昨日の22日、プラユット首相が議長を務めるCCSA（Center for COVID-19 Situation
Administration = 新型コロナウイルス感染症対策センター）の会議で、５月１日より
更なる「新しいタイ入国時の規制緩和」が 承認されましたネ。 良かったです！
４月より陰性証明書が必要でしたが 不要になり、５月からは入国時のPCR検査も廃止され、
Test ＆ Goは 終了となり、入国後のPCR検査も 事前のホテル予約も 不要となりました。
二回のワクチン接種完了済みであれば、検査も隔離も無しでタイに入国できます。また、
滞在中のATK（抗原検査）義務も廃止され「自己検査することを推奨する」としました。
タイランドパス（Thailand Pass）は、継続のようですが、７月以降は無くなるでしょう。
今後 タイランドパス申請登録時に、 ワクチン接種証明書と医療保険加入証明書が必要ですが、
医療保険額については、５月より最低補償額が 現在の２万USドル（約258万円）以上から
１万USドル以上へと引き下げられることも決定しました。また、レストランでのアルコール
提供も、深夜０時まで提供可能に ・・・ これは外国人観光客の受入拡大に繋がりますネ。
但し、規定回数のワクチンを接種しておらず、渡航前の検査で陰性を証明できない旅行者には、
ホテルで五日間の隔離を義務づけ、滞在四日か五日目にPCR検査が行なわれますので ご注意を！
タイ国では2019年には、約4,000万人の外国人旅行者が訪れ、20年は壊滅状態になり、
21年７月から段階的に入国規制を緩和したものの、同年の外国人旅行者数は43万人に留まり、
観光立国であるタイの経済回復が遅れている最中です。今後は 何事も無いことを願うばかりです。
そう言えば タイ観光・スポーツ省が、先月３月の外国人旅行者の統計を発表しています。
外国人全体では210,836人が訪れ、日本人は4,704人で前月比二倍以上になっています。
国籍別トップ10は下記ですが、日本人は２月の2,136人から倍増し11番目でした。
１．イギリス 19,717人 インドからの旅行者が急増し、アジアの中では
２．ドイツ 17,096人 唯一の一万人越えでした。ロシアは２月（17,862人）
３．アメリカ 14,185人 から較べ、大幅減していますが 依然６番目。でも
４．フランス 12,562人 ４月からは、ベストテンから消えるでしょうネ。
５．インド 12,142人
６．ロシア 9,197人
７．オーストラリア 8,417人
８．シンガポール 7,954人
９．イスラエル 6,557人
10．中国 5,730人
徐々に緩和された昨年11月から月別に数えて見ると ・・・ 長くなりますので明日に続きます。 
理由は、タイ観光の場合、ハイシーズン（11月～3月）は、欧米から大量の避寒客がやってきますが、ローシーズン（雨季＝5月～10月）は、あまり来ません。
ローシーズンにやってくるのはアジア系が大半です。
しかし、中国が相変わらずロックダウンしてるので、海外旅行どころではありません。
日本人も、日本の水際対策が緩和されない限り、会社員など時間に制限がある層のタイ旅行はリスクが大き過ぎて、無理です。
最大のリスクは、タイ観光を終えて帰国する72時間以内のPCR検査で陽性反応が出た場合です。
症状が治まっていても、PCR検査で陰性にならなければ飛行機に乗れません。
コロナ感染の場合、感染後10日もすればウィルスは死滅しますが、PCR検査では、ウィルスの残骸が検査機器に引っ掛かってしまい、なかなか陰性になりません。その間は偽陽性が続きます。個人差はありますが、20日間～30日間は偽要性が続くようです。
会社員なら、タイ旅行に行って、30日間も現地で足止めを食ったら、会社を首になります。
日本の水際対策が緩和されない限り、日本人のタイ旅行はお預けになりますね。
https://pattayalife.net/archives/47195
これからも宜しくお願いします。