日本人が巻き起こした代理出産騒動は、様々なタイの由々しき問題を 浮き彫りにさせている …
代理出産を 請け負ったタイの女性たちの殆んどが、20代の女性のようですが、タイの新聞は “年々
タイ全体で出生率が減少傾向にある中で、20歳未満の妊娠率が上昇しており、いくら金銭面の
困窮や人助けという理由があるにせよ、安易に請け負うのは こんな裏事情も左右しているのでは“
と、論じています。 要に こんな経験が、代理出産を 請け負う躊躇さを 鈍らせているのだろうと …
国連人口基金の報告では、“タイの15歳から19歳の出産は、全体に占める割合が数十年前と
比べ、3%から約13万件 (全体 約80万件) の16%に上昇している“ と報告されています。
また 一昨年の調査では、約1万5千件が未成年による2 回目の妊娠であり、880件が3 回目の
出産で、更には 約4千件が15歳未満の出産例という、憂慮されるべき実態の報告も ・・・
より懸念されるのは、今年3月の政府系調査機関の調査で10代の女性の多くが16歳になるまでに
初体験を し、妊娠していることがわかったというのです。 2011年の調査では、ある7 県において、
おおよそ3千人の少女が妊娠しており、そのうち451人が学生だったとか。 ちょっと 怖いですねぇ~
それには こんな実態が潜んでいました。
調査対象の少女のうち、29%が15歳で、17.3%が14歳で最初のボーイフレンドと出会っており、
初めての性体験は22.5%が15歳で、22.4%が16歳だったことも報告されています。
出会いから性的な関係になるのは、1日から4カ月の間と様々です。 しかも妊娠した少女たちの
約4割が、親と同居していると言いますから、タイの親御さんたちには 気になる報告でしょうねぇ~
昨年の世界保健機関の報告によれば、アジアにおける15~19歳の少女の妊娠率は、タイがラオスに
次ぐ第2位となっており、保健省の統計では、タイでは毎日20歳以下の少女370人が出産している
計算になるといいますから恐ろしい現実です。 これは、避妊具使用などに関する知識の欠如が
大きな要因と見ているようですがネ ・・・
10代での性交渉で、妊娠やHIVなどの性感染症などに関わる危険性と、経済的に大きい負担を
抱えることを 今まで以上に教育しながら分からせる必要があると、政府関係機関が訴えています。
学校の教育だけではなく、家族も その負担と危険について周知させていく必要があるでしょうネ。
コンドームを 普及させている国として、世界でも有数なタイですら、多くの教育機関で こうした
性教育プログラムを 避けされている点と、政府機関や学校周辺などへのコンドーム自販機を
設置する提案も拒否されていると聞きます。 タイの裏事情を 真剣に捉える必要がありそうです。
政府も、この調査結果を もとに 今後 関係機関でのティーンエイジャーへの性教育や避妊啓蒙
活動に役立てていくと言っていますが、これも日本同様 由々しき問題であり、急務でしょうネ。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます