女子ツアーは、本当に 次から次へと ゴルフファンを 楽しませてくれますねぇ~
昨日は、“ワタシは昨年の賞金王よ!” と森田理香子プロが2位に3打差を つけて最終日を
迎え、“何よ、ワタシだって2007年の賞金王よ” と上田桃子プロが2位につけてのスタートです。
新旧女王の一騎打ち。 が、見事 上田桃子プロが逆転、3年ぶり 通算10勝目のツアー優勝を
果たしました。 新旧の賞金女王の、抜きつ 抜かれつの大接戦、面白かったですよねぇ~
二人の賞金女王の争いに混じって、20歳の飛ばし屋で若きホープの渡邉彩香プロの存在も光り、
プレーオフ4戦4勝のイ・ボミも、その下に … 日本勢を 応援するファンは、気を 揉ませましたよネ。
上田桃子プロと言えば、ミスショットしたり 調子が悪くなりだすと、露骨に 顔に出るタイプで、
ゴルフファンも近寄りがたい光景を よく 見かけました。 タイで開催されているホンダ LPGA では、
一部のスポンサーからクレームされたこともあるくらい、気性を 表に出す選手です。
優勝インタビューで、「勝てると思って、最後までプレーした」 と、彼女の最高の笑顔で左手を 掲げた
上田桃子プロの顔は、やっぱり素敵でしたネ。 そして 今回のプレー中でも、真剣な眼差しはあっても
苦々しい光景は見せませんでした。 ラウンドレポーターの村口史子プロも、それを 指摘していました。
メンタル的で強くなって、集中心が切れても ダラダラと 引きずらなくなったんでしょうネ。
上田プロは、9歳の頃より坂田信弘プロの坂田塾でゴルフを 始め、熊本市の中学時代には熊日
トーナメントジュニア女子の部で2連覇を 達成。 その後 東海大学付属第二高校の時に九州女子
アマ2位に ・・・ 高校卒業後、江連忠プロの指導を 受けるため、兵庫県神戸市に移住しています。
2005年7月のプロテストで3位、一発合格しプロへ転向しています。 LPGAの下部ツアーの新人戦
「加賀電子カップ」 で優勝し、頭角を 現して来ました。 翌年には30試合に出場し予選落ち4回、
最高位は3位で、賞金ランクは約4,675万円を 獲得して13位、初のシード権を ゲットしています。
2007年は、全米女子ツアーの 「ミズノクラシック」 初制覇を 含め5勝を 挙げ、1996年の
福嶋晃子プロの23歳148日を 抜き、21歳156日で史上最年少の賞金女王となりました。
この年は、日本プロスポーツ最高新人賞も受賞しています。
2008年からは米ツアーを 主戦場としつつ、日本国内でも年間10試合以上は出場するという形で
活動を 続けていましたが、2008年は国内2勝、2009年と2011年はは1勝を 挙げています。
2012年は賞金ランキング80位に終わり、2013年は日本におけるシード権を 喪失しました。 が、
数少ないチャンスを ものにして、賞金ランキング48位につけて、今年はシード権を 復活させています。
米ツアーでプレーした6年間が間違っていたのではないか、と思ったことも 随分とあったようですが、
そんなことありませんよネ。 今回の見事な逆転優勝が、それを 物語っています!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます