現在の在タイ邦人数って、タイの日本国大使館に在留届を出している人数だけで
約6万人近くおりますが、実際には10万人前後 住んでいると言われています。
ご存知 タイは、自動車を中心とした製造業のアジアにおける一大拠点ですから、日系企業の
数も世界有数で4千社にのぼります。日本から人の往来も激しく、また 人気ある観光地でも
ありますし、昨年は 約125万人が訪タイしています。今や日本料理店も2千店を超える勢いです。
当然のこと、日本人向けのサービス業が非常に充実しており、バンコクが東京24区の一つと
言われる所以です。バンコク市内などは、日本語だけで暮らせる環境が整っていますからネ。
その代表的な一角で有名なのが、昔から日本人向けの歓楽街として知られるタニヤ通りと、
日本人居住者が多く住む高級マンションが立ち並ぶスクンビット エリアでしょう。
しかし、商売の相手として多くの日本人をターゲットとするより、タイ人の富裕層を狙った方が得策です。
日本の会社は今だにタイへ進出し続けていますが、まず考えることは日本人をターゲットにします。
アベノミクスを謳っているわりには、景気回復の実態が見えてこない日本より、タイの方がはるかに
経済的に活性化して元気ですからネ。タイの中間層も増えてきており、一般の飲食チェーンを観ても
日本人よりタイ人の中間層の方が客単価が高い、というタイ人がお金を使う時代になりました。
2千店が競う日本料理店などは、駐在員の交代がある日本人を相手に商売するよりも、タイ人の
中間層のお客をつかんだ方が、若い人たちに伝わっていきますからネ。タイ人の口コミも凄いですヨ。
バンコク市内で40年以上も前からオープンしている花屋をはじめ、博多や魚ふくなどは孫の代まで
お客として続いて、タイの富裕層で一杯です。タイでビジネスを展開するならタイ人を意識し、
タイ人のお客を取り込まなければ やれない時代となりました。
今日は何を言いたかったのかな ・・・ 毎度のことで失敬しました! (苦笑)
タイ中央銀行は4月29日 政策金利を2か月連続で引き下げ、1.5%にしました。
輸出が不調で、個人消費も後退し、昨年に続き、今年もタイ経済は停滞が続きそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H2R_Z20C15A4FF1000/
一方、日本の景気は緩やかに回復基調になっています。
株価は「経済の体温計」「景気の先行指標」と言われますが、この2年半で2倍になり、デフレ経済からの脱却が見えてきました。
今春の春闘では数多くの企業がベアを実施し、労働者の賃金も向上傾向にあります。
悩ましいのが円安ですが、日本経済の復調で1$=100円に戻れば、バンコクロングステイヤーも万々歳でしょう?
日本の経済は安倍首相がいつも言っていることを書いている。
企業がベアを実施したって、大手企業の一部だけだ。
企業間の格差が広まって、中小企業は益々酷くなっている。賃金が上がっているのは大手の社員だけ。
さあ どうなる。日本の経済の方が、今後懸念されるな・・・・・
受けた時代は明治生まれの両親はNHKや朝日新聞等を
日々子供達に強制してました。何も疑いなく育ちました。
定年なって考へる時間が持て過去のFACT(事実)に接して、さらに追求してます。本当に政治家を含めて皆が国家・国民の将来を考えて子孫の為に邁進すべきと思います。
小生の入社時の為替は1ドルが360円でした。
それぞれのご意見、一理あって、面白く拝見しました。
貴重なお時間とご意見、有難うございました。