一昨年の5月22日、軍事クーデターから早1年と8ヵ月かな? 国民は何を想っているのかなぁ~
プラユット首相の進める国家改革に期待を抱いている反面、同首相の独善的な姿勢に危惧する
思いもあるでしょう。 軍事政権に対しては、誰もが相反する思いが共存しているように思います。
軍事政権の強権化も心配もされる そんな中、最近 二つの軍事活動が実施されましたネ。
一つは 「タイ軍の日」 にあたる1月18日 (1593年にタイのナレスワン大王がビルマ軍を
破った日) に、ミャンマー国境の西部カンジャナブリ県で閲兵式が行なわれました。
「タイ軍の日」 は、国の祝日ではありません。 国軍最高司令官、陸軍司令官、海軍司令官、空軍
司令官ら軍高官が勢ぞろいする式典なんですが、我々 外国人には ちょっと異様な光景に映ります。
もう一つは現在、タイで日本自衛隊員も 約300人が参加している 「多国間共同訓練コブラ・ゴールド16」 が
行なわれています。 期間は1月19日~2月19日で、海賊への対処、緊急時の民間人輸送などの訓練を
行ないます。 同コブラゴールドは、タイで毎年 米軍とタイ軍を中心に行なっている軍事演習で、今回は
両国のほか、シンガポール、インドネシア、韓国などが参加しており、自衛隊の参加は12 回目になるとか。
こういう軍事訓練は、軍事政権下のタイで行なわれているだけに、これも何かを感じざるを
得ませんよネ。 だからか、やたらと、ニュースや画像に “迷彩服” が飛びこんで来ます。
通常の迷彩服は、戦闘中などで目立たない柄としてカムフラージュ用に着る軍人の服装です。
日本ではミリタリーファッションとして定番の柄で、一部のファンから支持されている服装です。
ところが、タイでは気軽に迷彩服を着ると 「3カ月以上5年以下の懲役刑」 が科せられる、って知って
いました? そうなんです、タイには軍服法という法律があり、民間人が迷彩服を着た場合、懲役刑が
科せられるんですってヨ。 服装に関する意外なルール、これはかなり重い罪と言えるでしょうネ。
理由は二つあるそうです。 一つは こうして近代社会になっても軍事クーデターが起こりえる国であり、
またタイはある時、一般市民のデモなどを終結させる手段として軍が活用されるケースも多々あり、軍人が
街中にあふれ出ます。 これらの一大事時に市民が迷彩服を来ていたら、訳わからなくなってしまいます。
もう一つは、昔からタイでは軍人を優遇することがあり、軍人のふりをする民間人が後を絶たなかったとか。
それを防ぐために、民間人と軍人が明確に見分けられるよう、この法律が制定されたと言われています。
毎日 平穏無事に過ごしているタイですが、現在は軍事政権下であることに変わりはありません。
日本に居るときと同じような気軽な気持ちで、迷彩服を着るようなことは無いようにネ ・・・
ちょっとびっくりなお話でした。
でもパッポンで迷彩服売っていた気がしますけど
あれは大丈夫なんですかね?
最近ですが迷彩ズボンを履いて上着もなんとなくそれっぽいのを着たゴルファーに遭遇しました。
山岳コースであの服ですと、潜伏しているゲリラみたいで
仲間とかなり受けてしまいました(笑)
なかなか素早く動く初心者の方でしたが
クラブもってフェアウェーを走るその姿は正にゲリラ戦、
不謹慎ですが後ろのグループだった私たちは
小声で
撃て、伏せろ、突撃ーって(笑)
日本は平和です
ある若手のトッププロがツアーで着用していた迷彩柄のカーゴパンツ。
JGTOは「紳士のスポーツにふさわしくない」として、理事会で「迷彩柄のウエアとポケットの膨らんだ作業着タイプのズボンの着用は禁止」という項目をトーナメント規定に追加することを決定しました。
http://www.narinari.com/Nd/2008018661.html