乱闘事件が起き 死亡者2名を出てしまったバイクタクシー グループ同士の乱闘事件。場所は
スクンビット通り ソイ103 (BTSウドムスック駅)の入り口でした。 昨日からの続きです。
乱闘事件の顛末はこうでした。
このエリア一帯は BTS(高架鉄道)の延伸が進んで、新しいビルや高層分譲マンションの新築が
続くなど、バンコクのベッドタウン 及び 商業地区として大きな発展を遂げている場所です。
<事件は BTS ウドムスック駅前で起きました>
バンコクの中心部と繋がっていますので、当然 人口も驚くほど増え バイクタクシーの利用客も
多くなってきます。 すると1カ所あった乗車ポイントだけでは、供給不足になってきました。
利用客が長時間 待っているのを見て、所轄の警察はもう1カ所乗車ポイントを増やしました。
ところが、新設されたポイントの方がBTS駅に近く、利用客が多い結果になってしまいました。
よって以前からのポイントに登録している運転手の収入は、大きく減ることになって気分が
良い筈がありません。利用客が増えて、BTSが延伸される前に比較したら 収入もかなりアップ
していたところへ、逆に半減してしまいました。所轄警察もここまでは、気がつかなったのでしょう。
運転手たちも、決して 余裕のある生活を送っている訳ではありませんから、この収入減は
痛手です。 ところが新設されたポイントに登録されている運転手たちが、毎日 次々と客を
乗せている光景に腹立ただしく見ていたようです。 鬱憤も溜まっていたのでしょう。
乱闘事件の当日、利用客の一人が二つの乗車ポイント間の中途半端な場所から、手を挙げて
新設のポイント側の運転手に合図しました。当たり前のように新設ポイントの運転手が迎えに
走っていきます。しかし どうやら その場所は、以前からある旧設ポイントの管轄だったと ・・・
結局、その利用客を旧設ポイントの運転手が奪い返してしまいました。新設ポイント側の
責任者が旧設ポイント側の責任者に抗議に行き、今回の乱闘事件に発展してしまいました。
新設側ポイントの運転手 十数人ほどに対し、旧設側の運転手は100人近く集まったといいます。
お客の奪い合いの縄張り争いで「仁義なき戦い」を地でいったような形となってしまいました。
両方の運転手でナイフや包丁・鉄パイプなどでの闘争となり 拳銃も持ち込まれ、その流れ弾が、
たまたま付近を通行していたバイク宅配便運転手(20)の顔に命中し亡くなってしまいました。
他にも、乱闘に参加していた運転手一人が、ナイフで刺されて死亡しています。警察は、双方の
リーダー格2人を逮捕、もう一人を指名手配しています。また、周辺の防犯カメラの映像や目撃
情報を集め、拳銃を発射した人物の特定に努めているとのこと。 今時 珍しい乱闘事件でした。
警察・行政が登録認可制にしているバイクタクシーです。その後のフォローも必要ですネ。
これを機会にタイの人たちは、バイクタクシーを掴まえる場所に、気を遣うことでしょう。
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