日タイ それぞれで簡単に食べられない果物といったら、どんなものがあるでしょうネ。
日本ではタイのドリアン・マンゴスチン・マンゴー・ランプータンでしょうか。ランプータンが
一番 見かけないかも? 今 タイでは果物の王様・ドリアン初め、これらの果実は今が旬ですネ。
昨年、タイのドリアンを中国のオンライン ストア「アリババ」に出店販売したら、1分で8万個も
売れ以来、中国では品切れ状態が続き 今でも大人気、価格がつり上がってタイでも高騰しているとか。

<アリババのドリアン>
先日、JR有楽町駅前の果物屋の店先で、ドリアンが一つ5,000円で売られていました。
日本では「食べず嫌い」の代表のドリアン、この値段で買う人はいるんでしょうかねぇ~
逆にタイで、簡単に食べられない日本の果物というと、梨・桃・りんご・柿・イチゴでしょうか。近年は日本の
自治体による地元農産品のタイへの売り込みが年々 加速しており、タイの高級デパートに置かれています。
そうそう、ドン・キホーテがバンコクに進出。日本の果物が並べられ大きく需要が変わりそうな雰囲気です。

<タイのドン・キホーテに並べられているイチゴ>
そんな中、東南アジアで日本のイチゴが大人気だと聞きます。イチゴの産地・栃木県では前年比
17倍の伸びで、このうちタイが7割を占めて、県産農産物を管理する県経済流通課によると、
「タイからの訪日客が増加する中で、県産イチゴが注目され、タイ輸入業者からの引き合いが増えて
いる」といいます。 中でも県産ブランド「スカイベリー」「とちおとめ」が大人気らしいですヨ。

<タイのイチゴ>
タイでもイチゴやりんごなども栽培されていますが、小粒で日本と比較すると、余り甘くなく肝心の
ジューシーさがありません。日本のイチゴを食べてしまったら、タイのイチゴは食べられないかな。
粒が大きいし甘味たっぷりでジューシーですからねぇ~ また食べる前から清潔感が一杯です。
ですが、タイの物価水準からすると高額で、富裕層 及び 高価格帯のレストランに限定
されています。どうしても輸送関連費、複数の中間業者マージンなどがタイでの販売価格に

<タイの高級デパートの果実>
上乗せされるため、一般庶民には届かない食材であり、市場拡大には苦戦しているようです。
特に生鮮食材の輸送は、特別な冷蔵コンテナにコストがかかると聞いたことがあります。
ですが近年は、タイの輸入業者がCAコンテナという運搬コンテナを開発し、フルコンテナの輸送
コストが空輸の約10分の1となり、日本からの輸送費の削減を大幅に成功したと聞いています。

<CAコンテナ>
なんでもCAコンテナとは、窒素ガス発生装置を装備した特殊冷蔵コンテナで、コンテナ内を青果物の呼吸
(=糖分の消費)を抑える大気組成にすることができるため、長期間鮮度を保ったまま、船で青果物を
輸送できるといいます。鮮度低下を大幅に抑えるCAコンテナで運搬することで、タイでの果物の販売
価格が引き下げられるようで、これからはタイの一般庶民でも食べられるようになるでしょうかネ。
日本の果物は美味しいですからネ、イチゴ以外でも きっと、タイ人のファンも増えますヨ。


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