故プミポン前国王の国葬（10月26日）について …

　
　故プミポン前国王の葬儀が10月25日～29日の５日間に摂り行なわれることが決まっており、
着々とその準備が進められています。火葬の儀が行なわれる26日（木曜）は休日になります。

この期間、タイ人が全土からバンコクへ集結するでしょうが、どのくらいの人々がやってくる
でしょう？　タイは高名な僧侶の葬儀でも数十万人が参列すると聞きますからネ。コンサート等、
催し等は控えるようですが、葬儀会場となる王宮前広場を中心に、凄い混雑が予想されますヨ。

　
　＜火葬の儀が行なわれるのは26日（木曜日）＞

政府観光庁としては、その期間中でも普段と同じように外国人観光客を受け入れることにしています。
ですが、市内とその周辺は大混雑が予想されるのでバンコク以外へ旅行することを推奨していますネ。

13日（金曜日）は「故プミポン前国王陛下の命日」で休日ですから３連休。また儀式の26日は
休みになることは決定していますが、23日（月曜日）はチュラロンコン王の記念日で休日です。

ここも３連休になり、もし儀式の前後が休みとなると、10月21日～29日の大型連休になる会社も
出てきます。10月に訪タイを予定している日本の皆さんは、ゴルフも含めて何かと留意が必要です。

　
　＜ラマ５世のチュラロンコン王＞

また 政府は４月の閣議で、ワチラロンコン新国王の誕生日である７月28日も新たに祝日とし、
５月５日の戴冠記念日を祝日から外すことを決定しています。　そう言えば 今月16日、タイの

国営郵便会社・タイランドポストは、７月28日の国王誕生日を祝し、ワチラロンコン国王の
肖像を描いた「10バーツ切手100万枚」を、同日から発行すると発表していましたネ。
ワチラロンコン新国王の切手が 発行されるのは 昨年10月の即位以来初めてのことです。

　
　＜すでに予約販売をしているとか＞

そんな中、のっぴきならない ことがドイツで起きて、これがタイだったと 思うとゾッとしました。

10日夜、ワチラロンコン新国王が滞在先のドイツのミュンヘン郊外で自転車に乗ってサイクリングを
していたところ、ドイツ人の少年13歳と14歳が エアガンを国王に向けて発射したというのです。

なんでも、ソフトエアガンといわれるおもちゃのモデルガンで、弾丸はプラスチック製だと
いいます。舗装された狭いサイクリングロードから約８メートル離れた樹木の木陰から国王を
狙撃しようとしたものと見られているようです。　いやぁ～ 驚きますよねぇ～

弾は国王にも周囲にいたタイの警備員や同行者にも当たらず けが人はいませんでしたので、
ワチラロンコン国王と周囲はドイツ政府に伝える気はなかったようです。ですが「国王に向けて
銃を発射」という行為自体を重く見たタイの警備陣が、その後警察に届け出たといいます。

　
　＜新国王のサイクリング好きは有名ですね＞

２人のうち13歳の少年は、ドイツの法律で責任能力が問えないため 14歳の少年だけを調べていると
聞きました。少年らは単なるいたずらで 運悪く偶然にも国王を狙った形になったのか、相手が国王と
知っていたのか などの詳細はいずれも まだ不明のようです。　タイでしたら 大騒ぎでしょうネ。

　ワチラロンコン国王はミュンヘン南西のスターンバーグ湖畔にあるタイ王室所有の
別荘で過ごすことが多いらしいですが、とても 気になったニュースでもありました …　　


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