タイで在留邦人の届け出をしている人が7万人を超え、米国・中国・豪州に次ぎ
4位に。しかし 近年のタイでのロングスティヤーは急激に減っているといいます。
一時期 2000年あたりからかな、メディアも「タイは物価が安く1年中 温暖で暮らし易く、タイの
人は親日的」等々のメリットを謳い、体験ツアーも盛んでした。そんな出版物も多かったですねぇ~
<ゴルフ天国だし ・・・>
それが15年以上経って諸事情が変わってしまいました。
当時やって来た方々の高齢化が さらに進み、医療水準が高くとも医療費も莫大にかかるため、
帰国したり、亡くなったりと段々少なくなってきています。それでは最近の65歳以上の方々は
というと、近年 年金事情が一変してしまい、大きなメリットであった「物価の安さ」も変化し、
タイでのんびり “年金暮らし” なんて、夢のような話になってしまったと嘆く人が増えました。
<プーケット島の街並み>
タイで一番 物価が高い都市はプーケットと言われていますが、高くなったと言われるバンコクは
世界の都市に較べたら まだまだ 安いのかな、いや高いかな? こんなニュースが流れています。
組織・人事コンサルティングの大手会社「米国マーサー」が、まとめた2017年版の「世界生計費
調査・都市ランキング」で、タイは5大陸の209都市のなかで67位だったといいます。
住居、交通、食料、衣料、家庭用品、娯楽などを含む200品目以上の価格を調べて比較した
ものです。 ニューヨークの指数を100とし、基準通貨は米ドルで換算したとのこと。
<アフリカ第2位の産油国・アンゴラ>
外国人駐在員にとって最も物価の高い都市は、アフリカ南西部に位置するルアンダ(アンゴラ)。
近年の急速な経済成長により、物価も急暴騰しており他の都市と比べるのは疑問ですが ・・・
2位~10位は、香港、東京、チューリッヒ、シンガポール、ソウル、ジュネーブ、上海、
ニューヨーク、ベルン(スイス)。その他の主要都市は14位 モスクワ、20位 ドバイ、
24位 ロサンゼルス、25位 シドニー、27位 サンパウロ、30位 ロンドン、62位 パリ、
80位 ローマ、107位バンクーバー、120位 ベルリン ・・・ でした。
<バンコクは67位>
アジアの都市では21位 大阪、35位 名古屋、57位 ムンバイ(インド)、67位 バンコク、88位
ジャカルタ、100位 ハノイ でした。 こうして見ると、はやりバンコクは高くなっていますネ。
ロングスティヤーと駐在員では諸事情が変わるから比較は難しいけど 参考にはなりますネ。
私も日タイを行き来して最近 感じることは、 バンコクでは日本食材が豊富ですが、食材・
食事は日本の方が安く感じる時が多くなりましたものネ。 これでは確かに タイは年金で
ロングスティするには難しくなって、減っているんでしょう ・・・ 納得します。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
外国人駐在員に限定した物価ですから、ランキングを見ても???の印象しかありません。
トップのルアンダ(アフリカ)ですが、経済成長はしてても物価が急上昇してるとは思えません。
というのは、下記ランキング「1人当たりGDPランキング」で、ルアンダの1人当たりGDPは720$に過ぎません。
たぶん、外国人駐在員向けの住宅が少なくて住宅費用が異常に高い、というだけなのではないでしょうか?
サンパウロがロンドンやパリより高かったり、バンクーバーやベルリンが100位以上・・・・常識的に、このランキングは可笑しい?と感じます。
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
本文でも触れていますが、あくまで参考ですね。
今度、米国マーサー社に伝えておきましょう。