アジアンツアーと豪州ツアーとの共催試合「ニュージーランド オープン」が5日、
終了しました。日本ツアーで通算15勝しているブレンダン・ジョーンズ選手(豪州)が
最終日「66」をマークし、トータル18アンダーで4打差を覆しての逆転勝利でした。
2位に入ったのが、通算15アンダーの池村寛世プロでした。三日目まで「67 66 66」と
3位で頑張っていた嘉数光倫プロは、最終日「72」で通算13アンダー12位タイにて終了。
<池村プロは2位タイ、ガン・チャルングン選手(左)は6位タイでした>
今回の共催試合には、実に17人(9人は予選落ち)の日本人選手が、アジアンツアーの
シード権枠 及び 日本のツアー(JGTO)枠で出場していました。17人とは珍しいですネ。
これも例年1月にアジアンツアーとの共催試合として開催されていた「SMBCシンガポール
オープン」が、JGTOが共同主管から外れたため、今季のシーズンインは3月30日からの
「東建ホームメイトカップ(三重県/東建多度カントリークラブ・名古屋)となる為でしょう。
例年ですと、シード権を持つ日本選手の殆どが「SMBCシンガポールオープン」に出場した後、
タイ国などでゴルフ合宿を行なった後、「東建ホームメイトカップ」開幕戦に臨んでいました。
或いは、国内男子ツアー開幕までの1月~3月といえば、オフのトレーニング時期であり、
タイ国を初め、暖かい気候の国内外で合宿を行なうのが恒例でした。今季はシンガポール
オープンも無くなったこともあり、海外に出られる試合があれば、積極的に参戦している
選手が増えたんでしょう。今年からの男子は、オフという概念がなくなるのか知れません。
1月末には心技体を仕上げている選手も多く、世界のどこかで日本人選手が戦っています。
2023年に入ってからPGAツアー、PGA下部のコーンフェリーツアー、DPワールドツアー
(欧州ツアー)、そして、このアジアンツアーで17人など、毎週のように世界のどこかで、
日本人男子が試合に出場しています。 日本で3月まで試合が無いことが、結果的に日本
選手の目が海外に向い、挑戦する意思も生まれ 良い形になって行くのかも知れませんヨ。
先月は金谷拓実プロが同じくアジアンツアー「インターナショナルシリーズ オマーン」で
優勝すれば、欧州ツアーでは久常涼、比嘉一貴プロが優勝争いに絡みました。以前は、よく
欧米や豪州の若い選手が、世界を転々し「渡り鳥プロ」などと呼ばれていたようですが、今季は
日本人選手たちが、そのようになっている感じです。 素晴らしいことだと思いますけどネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます