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今季オフの日本男子プロは 海外のどこかでプレーしている!

2023年03月06日 | 海外ツアーあれこれ

 アジアンツアーと豪州ツアーとの共催試合「ニュージーランド オープン」が5日、

終了しました。日本ツアーで通算15勝しているブレンダン・ジョーンズ選手(豪州)が

最終日「66」をマークし、トータル18アンダーで4打差を覆しての逆転勝利でした。

 

2位に入ったのが、通算15アンダーの池村寛世プロでした。三日目まで「67 66 66」と

3位で頑張っていた嘉数光倫プロは、最終日「72」で通算13アンダー12位タイにて終了。

 <池村プロは2位タイ、ガン・チャルングン選手(左)は6位タイでした>

今回の共催試合には、実に17人(9人は予選落ち)の日本人選手が、アジアンツアーの

シード権枠 及び 日本のツアー(JGTO)枠で出場していました。17人とは珍しいですネ。

 

これも例年1月にアジアンツアーとの共催試合として開催されていた「SMBCシンガポール

オープン」が、JGTOが共同主管から外れたため、今季のシーズンインは3月30日からの

「東建ホームメイトカップ(三重県/東建多度カントリークラブ・名古屋)となる為でしょう。

 

例年ですと、シード権を持つ日本選手の殆どが「SMBCシンガポールオープン」に出場した後、

タイ国などでゴルフ合宿を行なった後、「東建ホームメイトカップ」開幕戦に臨んでいました。

 

或いは、国内男子ツアー開幕までの1月~3月といえば、オフのトレーニング時期であり、

タイ国を初め、暖かい気候の国内外で合宿を行なうのが恒例でした。今季はシンガポール

オープンも無くなったこともあり、海外に出られる試合があれば、積極的に参戦している

 

選手が増えたんでしょう。今年からの男子は、オフという概念がなくなるのか知れません。

1月末には心技体を仕上げている選手も多く、世界のどこかで日本人選手が戦っています。

 

2023年に入ってからPGAツアー、PGA下部のコーンフェリーツアー、DPワールドツアー

(欧州ツアー)、そして、このアジアンツアーで17人など、毎週のように世界のどこかで、

 

日本人男子が試合に出場しています。 日本で3月まで試合が無いことが、結果的に日本

選手の目が海外に向い、挑戦する意思も生まれ 良い形になって行くのかも知れませんヨ。

 

先月は金谷拓実プロが同じくアジアンツアー「インターナショナルシリーズ オマーン」で

優勝すれば、欧州ツアーでは久常涼、比嘉一貴プロが優勝争いに絡みました。以前は、よく

 

欧米や豪州の若い選手が、世界を転々し「渡り鳥プロ」などと呼ばれていたようですが、今季は

日本人選手たちが、そのようになっている感じです。 素晴らしいことだと思いますけどネ。   



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