在タイ日本大使館は非常事態と捉えていないの？

28日よりパタヤから20分～30分ほど先にある、ウタパオ軍事空港から臨時便が飛び始めています。

が・・・　日本航空・全日空・タイ航空、それぞれ1便、2便の程度です。現在バンコクに取り残されている日本人一万人の内、
どれだけの人が帰国できたでしょう。チェンマイ、プーケット、カンボジア、ラオスなどへ行って日本脱出を図っている人も居るようです。

親戚一同もホテルで待機していると、旅行社から「タイ航空が伊勢丹裏のコンベンションセンターにチェックイン・カウンターを
設けたので、大至急行ってくれ」との一報が入り、慌ててチェックアウトして行くも、間一髪間に合わず、ホテルへ逆戻りでした。

再度ホテルへチェックインです。コンベンションセンターは、東京で言う所の箱崎の役割を果し、チェックインできれば、そこから
タイ航空が用意したバスでウタパオ軍事空港へ向かいます。でも　昨日はそれが出来ませんでした。取り残された世界の人々は
「我先に」と必死です。喧嘩ごしで交渉している人が当り前です。これを毎日繰り返すのでしょうか？（悲）勘弁して下さい！

日本航空は同社が入っているオフィスで、全日空はウタパオ軍事空港で、チェックイン・カウンターを設けているそうですが、
全日空のお客は、チェックインできない場合は、パタヤに宿泊するのでしょうか？　それぞれ足はあるのでしょうか？最悪ですネ。

ここで各国の大使館・航空会社の自国民に対する思い、対応が評価されます。在タイ・マレーシア大使館は24時間体制で
足止めされた国民からの問い合わせを受け付け、ウタパオ基地空港からマレーシア航空・格安航空会社大手のエアアジアも
クアラルンプール国際空港へ臨時便を運航しています。シンガポール・同航空会社も然り、普段あまり聞かない航空会社もが
（シルクエア、タイガー・エアウェーズ、ジェット・スター・アジア）プーケット経由で帰国できているようです。

隣国という近いせいもありますが、「24時間体制で」という姿勢が心打たれます。

我が日本大使館はと言うと、「在タイ日本大使館の臨時開館のお知らせ」として、こんな内容で流れています。

＜スワンナプーム空港の閉鎖に伴いバンコクにおいて長期滞在を余儀なくされている方に対しての支援を継続するため、
在タイ日本大使館では29日（土）、30日（日）の休館日を、領事部窓口に限り開館いたします。開館時間は、午前8時30分から
午後6時までを予定しています。

電話受付時間は、開館時間と同様午前8時30分から午後6時までを予定していますが、緊急事態対応の場合、この限りではありません。
（判断により、早期受付・延長する場合もあります）　＞

日本大使館は、この状態を緊急事態では無い、と判断しているようです。これだけの日本人が困っているのに・・・
言葉が解らない人達が叫びを上げていますヨ、日本大使館！

もう一つ腹立たしいのは、テレビに映るスワンナプーム国際空港での反政府団体のドンチャン騒ぎのお祭り光景です。
非常事態宣言、なんてどこ吹く風といった感じです。これだけの世界の人達が苦しんでいるというのに・・・

今日の便で親戚一同が帰国できることを祈って、これからチェックイン・カウンターへ向かいます。（5時20分）



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト