プーケット島の津波以来の大騒ぎです！

あぁ～　ゴルフの話題が・・・　昨日もタイ航空の臨時チェックイン・カウンターに朝7時半から並びましたが乗れません！（悲）　　

タイ政府観光庁も大変な危機感を持っています。今回の騒動でタイの観光産業の減収額は一日2億4千5百万バーツ（約7億4千万円）に
上がっているようです。またそれ以上に外国人・各国の信用・信頼の失墜の回復には数年はかかる程、打撃は大きいでしょう。
通常でしたら、この時期は特に日本人観光客の大変な繁忙期であり、約600便・一日1万人～2万人の日本人が訪タイしている筈です。

現行　今回の騒動・事件の勃発で、日本からのツアーのキャンセルが相次いでいると聞きます。もし事態が収拾しても、その後
タイを敬遠する人が増えるでしょうから　今年から来年のシーズンは本当に寒い冬を迎え、倒れる会社も続出でしょう。

その観光庁が、遅ればしながら観光警察・外務省と協力して、スワンナプーム国際空港に足止めされている外国人観光客に、宿泊
食事などを提供する「危機対策センター」を設置しました。同センターでは、海外にある観光庁の事務所に適切な説明が出来るよう
資料も配布するとの事です。観光庁も2004年12月26日、プーケット島の大津波以来の危機感で一杯でしょう。

昨夜は、その危機対策センターが用意した「トンタラ・リバービュー・ホテル」に宿泊させられました、いや失礼！お世話に成りました（笑）

さて、J旅行社のバスで行きましたら、既に40、50人の人達が並んでおり、殆どが日本人です。尋ねますと5時から並んでいる
とのことです。この違いが「帰国できるか、できない、かの明暗を分けるのかなぁ～」と思いながらも、親戚一同も慌てて並びます。

旅行社スタッフの話では、8時半にオープンと聞きましたが、9時半になっても閉まったままで、どこでも公示されているタイ航空の
電話は昨日から何十回かけても話し中でまったく通じません。

時間が経つにつれ外国人が、あれよあれよの間に日本人・欧米人・アジア人と世界各国の人達が後に続き、アッと言う間に長蛇の列です。
皆　疲れきっており、殺気立っています。タイ航空のスタッフが来れば詰め寄る外国人、長蛇の列に割り込む人と並んでいる人との、
あわや乱闘かの言い合い、赤ちゃんを抱いたお母さんが座り込む姿、グッタリした表情のお年寄り、そんな顔、顔、顔の外国人達で一杯です。

ふと、気づきました。あれだけ来ていた韓国人・中国人が殆ど居ません！　この場に両国の人達が居たら修羅場となったでしょう。（笑）
韓国はバブル崩壊、中国は少し前から「訪タイへの自粛」が要因で少ないのでしょうか？　ちょっとの驚きでした。

困るのはタイ航空スタッフの対応です。それぞれのスタッフの説明がバラバラで、益々　混乱を大きくしていきます。彼らを攻める訳にも
いきません。彼らも難民？の為に一生懸命です。ワタクシなど日本人の個人客に何度・何人に状況を聞かれ、説明したことでしょう。
応えるから　また　次の人が聞く、ワタクシすっかり臨時タイ航空スタッフの気分でした。（笑）　

結局　昨日も20時前後まで並びましたが、今日の臨時便席の確約だけは取得できましたのでヤレヤレです。朝　旅行社のバスに乗った
二十数名の内、昨日の臨時便に搭乗できたのは4名だけと聞いて唖然と、愕然としました・・・
帰りのバスの車窓から見える街中は、何事も無いようにクリスマスと新年のキンキラキンの装飾が寂しく映るだけでした。



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