タイでも米国で起きているような乱射事件が、ついに起きてしまいました。
現在(8時AM)でも、未解決です。昨日16時頃、タイ東北部ナコンラチャシマ県(通称コラート)の
軍施設で、兵士が上官らを銃撃して殺害後、車で逃走。通行人に無差別発砲をしてしまっています。
<ナコンラチャシマはバンコクから約250キロ>
その後の18時頃、盗んだ軍用車ハンビーで市街地のショッピングセンター(SC = ターミナル
21コラート)で買い物客らを撃ち、20人が死亡。負傷者も多数(40人以上?)いるようです。
兵士はデパートで人質十数人を取って立てこもり、警察や軍特殊部隊もSCに突入して、懸命に
解決を図っている情況です。実家のある隣の県 チャイヤプーム県から、息子を説得するために
<市民を誘導する、突入した軍特殊部隊>
母親もSC内に入ったと聞きます。自暴自棄になっているんでしょう、途中通りがかっただけの
バイクにも銃撃。バイクを運転していた高校生が即死しています。手が付けられない状態です。
犯人の陸軍兵士は誰であるか、判明しています。 チャクラパン・トンマー曹長(32)。
ナコンラチャシマ市の陸軍基地内で、上司である司令官の陸軍大佐と一人の女性、それに
司令官付きの兵士を射殺。彼は基地から自動銃・手榴弾などの武器を盗み、それを犯行に使用。
<チャクラパン軍曹はSCに入り調理用ガスボンベに乱射し、ボンベが爆発>
動機はこうです。上司である司令官(或いは司令官の義母)の土地取引に関するビジネスの
手伝いをしていたようで、その取り分をめぐって金銭トラブルがあったといいます。事件直後の
逃走初期にチャクラパン曹長は自身の フェイスブックに書き込みをしていたことが判明。
その一部に、“自分が金持ちになりたい為に人を貶めている。連中は、地獄にまで金を
持っていけると思っているのか?” というメッセージが書き込まれているといいます。
また迷彩服姿で銃弾などの写真も投稿。「誰も死を免れない」「疲れた」などの文面も ・・・
<SCを彷徨う犯人>
昨夜遅く、在タイ日本大使館もタイの在留邦人に、事件の詳細をメールで流し「現場付近を
含め そのエリアに近づくことなく、自身の身の安全を確保してください。また、邦人が被害に
遭ったとの情報に接した場合には,大使館にご連絡ください。」 と注意喚起していました。
タイの昨日8日土曜日は「万仏節(マーカブーチャー)」という仏教の祝日でした。
このような日に、こんな乱射事件が起きるなんて、タイの人は誰が想像したでしょう。
<負傷者が多くて出て、輸血に協力しようと列をなす市民>
軍の特殊部隊も大勢 駆けつけていますので、当ブログを読んでいる頃には、犯人は射殺されて
解決しているかも知れません。ただ、ただ、人質となっている人たちの無事を祈るしかありません。
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