タイ国での大きな楽しみの一つは、今までは空路でしか行けなかった世界遺産で
知られるラオスのルアンパバーン(ルアンブラパン)へ鉄道で行くことです。
当ブログで先月の16日・17日にも触れました。 昨年12月3日にラオスの首都
ビエンチャンと雲南省の昆明を結ぶ長距離のラオス中国鉄道が開通しています。
これまでタイ側のノンカイ駅とラオス側のタナレン駅で結ばれてい全長3.5キロの鉄道
しか存在しなかったラオスにとっては、「歴史的な日」を迎えた悲願の長距離鉄道です。
それが今年中に タナレン駅からの路線が延伸され、ビエンチャン中心部に より近い
カムサワート駅(Khamsavath Station)が、開業するというニュースを聞きました。
新駅であるカムサワート駅は、現在の終点タナレン駅から北西方向に約7.5キロ延伸した
場所に位置し、ビエンチャン駅とカムサワート駅とは直線距離で10kmほど離れています。
<カムサワート駅>
ノンカイとビエンチャンが開通する日が近づいてきました。開通すれば、タイ国鉄では
ノーンカーイ~ビエンチャン間の国際旅客列車を一日4往復運行する計画とのことです。
すると ビエンチャンと中国の途中にあるルアンパバーンへ、タイから鉄道で行けます。
雲南省から南下し、ラオスを縦断するラオス中国鉄道が開通して二カ月近くが過ぎました。
隣国タイに住む外国人や日本人は私のように、新型コロナウイルス、オミクロン株が
落ち着いたら、ラオス中国鉄道の乗車体験したいと思っている人は多いでしょうネ。
特に欧米人にとって、ラオスは魅力ある国に映っているようです。2016年にニューヨーク・
タイムズ紙で「世界で一番行きたい国」に選ばれているくらいですからネ。鉄道でラオスを
横断できるなんて、ラオスに魅力を感じている人は ワクワクして来るでしょうねぇ~
タイ国や中国などアジアの大きな国の狭間にあっても、独特な雰囲気を醸し出し、ラオスに
流れる『ゆるやかな空気』が、外国人に不思議な空間を感じさせ、魅了させています。
ラオス中国鉄道が開通して二カ月近くが過ぎ、旅客数は100万人前後が利用したといいます。
アシアン初の高速鉄道と言われていますが、実際には準高速だそうですネ。 一般的には
高速鉄道の定義は、時速200㎞以上だそうです。同鉄道は時速160㎞で、東京・上野と
成田空港を結ぶ「京成スカイライナー」と同じクラスだといいます。
そんなこと、どうでも良い事ですが、それでも全長422キロを これまでトラックやバスで
丸一日がかりだった移動が、4時間に短縮されたんですから。 早く乗車してみたいですねぇ~
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