タイのバンプラＧＣで合宿する坂田塾！

　ゴルフ・トピーカップ日米大学対抗選手権が福島棚倉田舎倶楽部で行われていましたネ。

　男子5大学（米国4大学）、女子3大学（米国2大学）で、個人戦と団体戦を競いましたが、男子団体戦で
5連覇を狙った東北福祉大は、藤本佳則（2年）が67をマークし、通算9アンダーで大会初の個人戦連覇を
飾りましたが、団体戦ではワシントン大に4打届かず2位に終わりました。

　女子団体戦はアリゾナ州立大が6アンダーとし、2位のウェイク・フォレスト大に26打差をつけ11年ぶり
4回目の優勝。個人戦はジャクリーン・スウィーニー（アリゾナ州立大3年）が初優勝しています。
タイガー・ウッズ（米国）の姪のシャイアン・ウッズ（ウェイク・フォレスト大2年）も出場して話題を
巻いたようですが、7位に終わっています。

　女子の団体戦で、初出場の大手前大学（兵庫県）の総監督を務めているのが、ジュニア養成で知られる
坂田信弘プロでした。同大学の総監督には二年前に就任し、6月の国内女子大学対抗で初出場初優勝を
果たし坂田プロのジュニア指導力の凄さを印象付けました。

坂田塾で一番優秀な選手はプロへ、その次は有力大学へ、大手前大学へ来るのはその下の選手で、
同大学の選手は全員が坂田塾出身だそうですヨ。女子プロ界にも教え子は多く、古閑美保・上田桃子・
有村智恵・原江里菜・服部真夕・北田留衣・・・等々、その名前を挙げたらきりがありませんネ。

　現在、塾より33人がプロテストを受け、男9人・女18人の合計27人がプロになっています。その内の
8名がシート選手と云いますから凄いですねぇ～　“世界に通用するゴルファーの育成”　を目的とした
「坂田塾」ですが、その通りになっています。

　そう云えば、石川遼クンのプロ入りを、唯一　賛成したのは坂田プロだけで「一年目に三勝する」と予言し
メディアに叩かれたそうです。ジャンボ尾崎は一勝と予言したそうですが、実際は二勝していますモンね。

　また坂田塾と云えば、毎年　タイ・シラチャーのバンプラGCでジュニアの合宿を行っていることでも、
タイでは有名です。賞金女王にもなっている古関美穂、上田桃子もバンプラの合宿には参加していますネ。
上田桃子は5回も同ゴルフ場に来ているそうですが、今年の合宿も12月に予定されているとの事です。

　処で、タイでの坂田塾の合宿先が、なぜ　「バンプラ　インタナショナル　ゴルフクラブ」　なんでしょう？

　平成5年から始まった合宿は、以前　二番目の弟子が交通事故に遭い、プロの道を断念した彼が、ゴルフ
会社に勤務し、駐在したのがバンプラGCだったのが切っ掛けだそうです。ですから、毎年来ていると
しましたら　もう17回目になるんですねぇ～　・・・　また　坂田プロもタイがお好きなんでしょう。（嬉）

　礼節を重んじ、文武両道を目指す「坂田塾」・・・
長くなりますので明日に続きます。



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