現在、米国女子ツアーではレギュラーツアーと下部のエプソンツアーが同時に行なわれて
いますが、タイ国からはレギュラーツアーに7人、エプソンツアーには8人の合計15人が
出場しています。日本からは、それぞれ4人と2人ですから、タイからは日本の三倍近くの
選手たちが、第二のアリヤ・ジュタヌガーン選手を目指して、米国ツアーで頑張っています。
米国において、日本では畑岡奈紗プロが、タイではジュタヌガーン選手が引っ張っていますネ。
<ジャラビー・ブーンチャント選手>
世界各国から144人の女子プロゴルファーが出場して、明日まで行なわれるエプソン
ツアーの「ガーデン シティ チャリティクラシック」では、第一ラウンドを終えて、
22歳のジャラビー・ブーンチャント選手が11位で、タイ人勢ではトップにつけています。
ところでエプソンツアーのスポンサーはご存知、長野県諏訪市に本社を置く情報関連機器や
精密機器を手掛ける電機メーカーあるセイコーエプソン(株)という日本企業です。今年から
全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)のオフィシャルパートナーとして 提携しています。
今年は24試合の予定かな、米国女子下部ツアーを「エプソンツアー」とし、タイトル
スポンサーを五年間の2026年まで務めるとしています。同ツアーの殆どの試合が賞金総額が
20万ドル(約2,600万円)として組まれているから五年間の総額が約10億円になるのかな?
下部とは言え、日本の会社が五年間も米国ツアーそのもののスポンサーになるなんて、
凄いし 素晴らしいですよネ。エプソンの小川恭範社長は、“一番の目的は将来、有望な若い
<セイコウー エプソンの小川恭範社長>
選手たちに、ロールモデルとなっている先輩を追いかけ、自身の夢を実現する機会を
提供することにある。またプロとしてキャリアを高めていけるよう、積極的な役割も
果たしていきたい” と述べています。
<モリー・マクー・サマーン氏(左)>
USLPGAコミッショナーのモリー・マクー・サマーン氏も、“世界中の将来ある女子選手の
才能を伸ばし、夢の実現の機会を提供しながら選手のサポートと女子スポーツの普及を
積極的に果たしていく目的に、エプソンに賛同して貰い、感謝している“ と話しています。
せっかく日本の企業が、米国の下部ツアーのスポンサーになっているんですから
日本の女子選手もタイ人選手のように、もっと挑戦すれば良いと思います。 けど、
今の日本のLPGAは、レギュラーツアーも下部ツアーも充実していますからねぇ~
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